郵便とリアルでトラベルライフ

旅が大好き! Postcrossingを始めてからハガキで世界旅行。楽しいよ♫

またコインを受け取った

航空便で送る葉書にコインを張り付けて送るのって、どう思います?

日本からは、封筒に入れたとしても、現金を送るのはダメというのがルール。ですが、世界は広くて、今度は台湾からコインを張り付けたポストカード、来ちゃいました。

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「パスポートをいつ更新するのか」問題

私のパスポートが3月に切れます。海外旅行にいつでも行かれるよう、そろそろ更新しないといけないのですが、実に悩ましいことが起きています。

そう、日本のパスポートの中のデザインが変わるんです!

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外務省のHPより拝借
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Winnie-the-Pooh

 『クマのプーさん』読み終わりました。かわいかった~♬

Winnie-the-Pooh (Winnie-the-Pooh - Classic Editions) (English Edition)

Winnie-the-Pooh (Winnie-the-Pooh - Classic Editions) (English Edition)

 

 

 昨年末、韓国からの帰国便内で、半分あたりまで見た映画『プーと大人になった僕』で、プーの動きや発言があまりにもかわいくて、愛しくて、大人になる前のクリストファー・ロビンの物語を読まなくちゃ!という気分になっていました。

ディズニー映画で有名になる前は、男の子とぬいぐるみをめぐるファンタジー文学作品として人気だったはずなのに、いつの間にか、「クマのプーさん」というキャラクターになってしまった感じがします。プーさんのことを知っている人はたくさんいても、本家本元の本を読んでいない私のような人はたくさんいるでしょう。

お父さんが、息子クリストファー・ロビンのために書いたことは知っていました。しかし、まさかここまで愛情あふれる作品だったとは! 実際には、作品が有名になってから、父と息子の間に葛藤みたいなものもあったようです。でも、私たちは文学作品として純粋に楽しめばいいのです。いい大人になってから初めて読んだこの私、この作品、強く推します!

Winnieとは?

 私はある時から、クマのプーさんに対して、やや特別な感情を持っていました。それには、ポストクロッシングが深く関わっております。

プーさんの”本名”がWinnie-the-Poohであることは知っていながら、Winnieが何なのか、考えたことすらありませんでした。名前の一部でしょ、みたいな無関心な態度。

それについて、かなり衝撃的な情報が、カナダからのポストカードで届けられたのです!

ウィニペグ在住のメンバーが

ウィニペグのこと何か知ってる? ここは、クマのプーさんの名前に由来しているんだよ」

という簡単な”事実”を教えてくれました。

調べてみると、

  • 第一次世界大戦中、カナダで捕まっていた子熊を軍人が購入
  • その子熊は部隊のマスコットになり、購入した人物の第二の故郷ウィニペグから、Winnieと名付けられた
  • その後Winnieはロンドンの動物園に寄贈された
  • クリストファー・ロビンは、行きつけの動物園で大好きだったクマの名前を、自分のテディベアにつけた
  • Winnieは実はメスだった

などなど、面白いトリビアが見つかりました。

へ~、カナダ・オンタリオ州ウィニペグから来た名前だったのねーーとその時はこれらの情報で満足しておりました。

さらなる驚きのトリビア

今回あらためてネットで情報を集めてみたら、かつて、ロンドンの当該動物園では子供たちが檻に入って動物にエサを与えることが許されていたということも分かりました。

!!!!

この情報、めっちゃデジャブ! 

そうなんです、私が読み終わったばかりの本の「はじめに」で、作者(=クリストファー・ロビンのパパ)が、こんな風に書いていたんです!

So, when Christopher Robin goes to the Zoo, he goes to where the Polar Bears are, and he whispers something to the third keeper from the left, and doors are unlocked, and we wander through dark passages and up steep stairs, until at last we come to the special cage, and the cage is opened, and out trots something brown and furry, and with a happy cry of 'Oh, Bear!' Christopher Robin rushes into its arms. Now this bear's name is Winnie, (後略)

クマのウィニーに抱きついていたクリストファー・ロビン! 今なら絶対にありえない「うそでしょ!」な事実です。

日本語のウィキペディアのページには、たっちしている赤ちゃん時代のウィニーにミルク(?)をあげている軍人の写真が掲載されています。さらに、こちらのサイトでは、なんと、大きくなったウィニークリストファー・ロビンのツーショット写真を見られます。合成じゃあないですよね?

 さっき、アメリカ人あてに書いたポストカードに、『Winnie-the-Pooh』を読み終わったことを書き、「映画に触発されて」と言いたくて原題を調べたら、『Christopher Robin』であることが判明しました。時間切れで全部見られなかったので、この映画、いずれ、通して楽しみたいと思っています。だって、クリストファー・ロビンにとって、ものすごく大切なウィニーとの物語なんだもの。