台南のおいしいもの
超親日家で哈日族(ハーリーズー)のFさんが「台南で食べたいものを全部食べてから台北に行ってください」と言ってくださったので、最初にリクエストしたのが、ちまきです。「分かった!いいお店に行きましょう」と言って案内してくれたのが、こちらの老舗です。
店構えからして、とてもそそります。
私がどうしても食べたかったのが「特製八宝ちまき」。8種類の具材が入った豪勢なちまきです。
出てきてビックリ!大きいんですよ。私の手と比べてみてください。
朝食を抜いたとはいえ、とても食べられる量ではありません。するとFさんは「テイクアウトしましょう」とお店の方に頼んで包んでいただきました。これは、この日、台北での夕飯になったのです。ありがたかったです。
こちらが、おいしいものを作り出すキッチン。
ちまきでかなりお腹がいっぱいになったものの、「どうしても食べさせたい小龍包があります」というわけで、そちらのお店へ。Fさんの日本語の先生が「台北の名店・鼎泰豊よりおいしい」と太鼓判を押したそうです。
ちなみに、この店は成功大学があるエリアです。近所の風景もステキ。
サイドディッシュが冷蔵庫でスタンバイ。でも、今日は無理だな。
小龍包は醤油と千切り生姜と一緒に食べるので、前準備。
は~い、出てきました!うん、確かにおいしいです。
そして、これが、Fさんが大好きな麺。これも美味でした。台南は全般的に甘い味付けが多い中、このお店の味付けは日本人も大好きだと思います。おいしいんです。
さて、デザートを食べに行こう(おいおい、まだ食べるんですかぁ?)と向かったのが、フルーツ屋さんです。台南でトマトはフルーツにも属するらしく、台南独特の食べ方を教えていただきました。
おろした生姜をたっぷり、それを、甘めの醤油(たまり醤油みたいなものかな?)と台湾風梅干をつくるときの副産物の粉(これは甘酸っぱい)をまぜたタレにつけて食べるのです。それでけで食べても十分おいしいトマトですが、このタレにつけると複雑さを帯びて、甘くて酸っぱくてフレッシュで、これもおいしいです。このタレを、ほかのフルーツにもつけて食べてみました。私にとって、「台南の味」と言えばこのフルーツの食べ方ですね。
短時間で効率的に台南のおいしいモノめぐりができたのは、すべてFさんのおかげ!本当にありがとうございました!!
最後に、Fさんに教えていただいたフルーツ屋さんで飲んだパパイヤミルクです。激ウマでした~。