引き寄せの法則ってあるね。
数年前にはやった『引き寄せの法則』。最初は疑っていた頭でっかちの私でしたが、波動が合ったものに引き寄せられ、引き寄せるというのは、今では実感として分かる。というか、思いもよらないものが訳もなく気になったら、関連するような出来事が引き寄せられてきちゃうっていう感じが、ときどき、あるのですよ。
たとえば。
おととい、何でか分からないけれど、ニューヨークのことが気になった。図書館で予約していたブルックリンの本の順番が回ってきたので、ついでに、自分のブルックリン滞在のことをブログに書いた。かなりの部分が、泊めてくれたデボラについてだったのは、読んでくださった方ならご存知ですね。
そうしたら、今朝、めった~にフェイスブックに書き込みなんてしない彼女が、珍しく「娘が16歳になりました」なんて書いていたんです。
こういうの、シンクロするっていうの? 引き寄せ?
ヘルシンキからNYのJFKまで飛んで、イミグレでもタクシー乗り場でも、とんでもなく待たされ、ものすごいくせのある英語を話す不機嫌なインド人のタクシードライバーをなだめすかして、ようやくのこと着いたデボラのアパート。ボロボロに疲れていたけど、マンションに一歩入ったら、玄関の床がとてもステキだったのよね。
時差ボケと仕事のキンチョーでほとんど眠れず、本当はゆっくりしていようと思った翌朝、結局、おいしいコーヒーを飲みたいと思って、彼女についていったのが、このカフェです。
紙コップなのが残念だったけど、デボラはデカフェ、私は「本日のコーヒー」みたいなのを、アメリカンなサイズで飲んだなあ。
デボラは元々は弁護士で、今は違う仕事をしていますが、見ず知らずのロースクールの後輩が「ビジネスのアドバイスをしてほしい」とかなんとか言ってきたそうで、この日、初めて、ここでお話をするということだったのです。そんな場所にのこのこついていった私も私だけど、デボラも、お相手の人も、全然、気にしなかったし、私がそのときやってた「仕事」についても聞きたがったのがおかしかった。
あ、これって、人間版LinkedIn!?
そのカフェがまた、コミュニティーに溶け込んでいる、すごく素敵な場所でね、おばあさんが入ってくると、ドアの近くの人がさりげなく開けてあげたり、並んでいる間に、知らない人同士がおしゃべりしたり、旅人の私ですら、すごくリラックスしたわけです。ここで初めて、女性同士のカップル(2人とも東洋系!)の濃厚なキスシーンを目の前で目撃したのでした。
なんでもいいけど、去年10月の自分のことを思い出しながら、頑張ったね、と頭をなでてやりたい気持ち。おっと、引き寄せの法則のお話しでした。