ベルリンみやげ~雑貨編
今回いただいたお土産の中で、一番ベルリンらしいと言えば、このクマちゃんです。
身長6センチ。逆立ちだってできますよ。
Klio Karadimというドイツの女性アーティストの「Berlin Squares II」という名前の作品です。
元々、UNITED BUDDY BEARと呼ばれるプロジェクトに使われた大きなクマのミニチュアです。2㍍の同じ大きさ・形のクマたちが、世界中のアーティストの手でペイントされ、それぞれの国を代表しつつ、手をつないで、ワールドツアーに出て行きます。詳しくは、こちらをお読みください。
私は最初、このクマたちをヘルシンキで目撃しました。ちょうど、輸送用の箱から次々と出されているときで、何のことやらよく分からず、写真だけとってきたのがこれです。その昔、カウパレードってありましたよね(今もやってんのかな?)。それのクマバージョンかいな、くらいの認識だったのです。
この写真を見たオータさんは、「このクマ、ベルリンにたくさんいましたよ」と言うので、調べたところ、ベルリン発のプロジェクトで、今では、140体のクマたちが集結する一大イベントに成長していることが分かったのです。2010年のヘルシンキツアーに、私たちは運よく遭遇したわけですが、東京にはすでに2005年に来ています。でも、ぜんぜん知りませんでした。
オータさんに写真をお見せしなければ、このクマたちが何者なのか、おそらく今でも分からずにいたでしょうね。だから、この点でオータさんは恩人です。
身長6㎝のクマと一緒にいただいたパンフレットには、アインシュタインの以下の言葉が書かれてました。
Peace cannot be kept by force. It can only be achieved by understanding.
さて、おみやげ紹介を続けましょう。ベルリンのミュージアムショップで買ってきてくださった紙ナプキン2種もいただきました。
「この製品を買ってくださることで、美術館運営にご協力いただきましたこと、感謝します」みたいなメッセージが書いてあって、なんだか生真面目なドイツっぽくないですか? 愛用のフィンランド製ナプキンは2枚重ねなのですが、このナプキンは3枚重ね。ぜいたくで、ちょっと使えないかも。
このように、お姉さんのオータさんは年下の私にいろいろと買ってきてくださったのですが、実は、この不肖のエセ妹は、紙袋やビニール袋がうれしかったりするんですね。
とても現地の香りがします。KaDeWeというのは、ハイセンスなデパートだとのこと。写真も見せてもらいましたが、一見してオサレーな感じです。あーん、ベルリンも行きたい! どうせ直行では飛べないから、フィンエアーでヘルシンキ経由っていうのはどうだろう?