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郵便とリアルでトラベルライフ

旅が大好き! Postcrossingを始めてからハガキで世界旅行。楽しいよ♫

六本木、日比谷、銀座めぐり、日本橋でシメ

art museum food and drink

今日は、身内自慢をさせていただきます。私の80歳になる父が、二科展の写真部門に入選し、きのう、六本木の新国立美術館まで見に行ってきました。

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二科展入選を目指す専門の組織に属すことなく、ひたすら地元のフォトクラブで研鑽をつんできたわが父が、初チャレンジで入選です。ここ20年、目覚めている時間はほとんど、写真のことを考えて生きてきた父の夢がかなったと聞いたとき、奇跡が起きたと思いました。そして、こんなにめでたいことはまたとなかろうと、叔父叔母が集結、その席に、私と、そして、いとこが一人、会社を休んでまで参加し、盛大に祝ったのです。

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 父の人生は老年期の今が一番幸せみたいです。会社勤めの仕上げの時期に難病にかかり、入院中に退職の日を迎えました。一時は身体がまったく言うことをきかず、寝たきりになってしまうのか、最悪の場合は死んでしまうのか、心配な日々が続きました。ところが、父の「生」への執念はものすごく、結果として復活を果たし、今じゃ、私よりもアクティブな生活を送っています。そんなこともあったから、親戚の皆さんがお祝いしてくれたのだと思います。

とにかくーー。

あー、恐れ多くも、あの新国立美術館に、自分の父親の写真が飾られる日がくるなどと、だれが予想したでしょう。本人とて、野望であることは承知していたはず。

父のことは棚に上げて言いますが、お年寄りの写真熱はすさまじいですね。会場を埋め尽くしていたお客様のほとんどが高齢者。なのに、熱気むんむんなんです。平日の昼間ですし、私達のグループだって私といとこ以外は全員70代(おっと、父だけ80代だ)なんですけどね。母の話では、「二科展に入れるなら、いくらお金をかけてもいい」というリッチなお年寄りはたくさんいるそうです。うちの父は、自分のお小遣いの範囲でつましく活動。入選作だって、自宅から徒歩数分の畑の近くで撮ったものだそうです。それでいいのだ。何も、撮影旅行に世界の秘境になど行かなくとも。

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それにしても、この美術館、かっこいいですよ。ガラス張りで明るいけれど、通路や内装の壁が木調で落ち着きます。クールジャパンな感じ?

 そしてここが、かの有名なポール・ボキューズが入っているコーナーですね。

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 お祝いのお食事会は、ここではなく(失笑)、日比谷の松本楼に叔父が部屋をとってくれていました。10円カレーのチャリティー(今年は9月25日開催)で有名な老舗ですが、叔父以外の全員、ここで食事するのは初めてです。

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外観はどことなくレトロ。

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看板もいい味出しています。お昼の会食なので(それに、年寄りの集まりだし)私はてっきり、カレーランチで軽めに済ますのかなと思っていたのですが、とんでもない、フルコースでした! もう、お腹いっぱいですよ。お料理を一部、ご紹介します。

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これにスープとデザートと食後の飲み物、乾杯のドリンクもつきました。幹事の叔父は時々、会合で松本楼さんにお世話になっているようで、顔なじみのスタッフの方がとても親切にご説明くださいました。

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ちょうど、窓の外に銀杏の巨木が3本。いずれもストーリーのある木で、そんな話も伺いながら、優雅なランチを楽しんだのでした。父は、叔母たちにフィンランド旅行のことを聞かれ、「いや、よかったよ」と色々得意げに話してくれたので、連れて行った娘としてもうれしかったです。本人いわく「いい写真が撮れた」そうなので、来年の二科展もご期待くださいっていう話です。本当に、今どきの年寄りは熱いですね。

そして、そのあとは、またもや叔父の仕切りで、銀座のクラブへ。まだ午後2時なんですけどぉ。そこで私は焼酎お湯割り(ああ、品性が疑われる)で飲み直したり、他の人たちもカラオケしたり、主役の父はどこへやら、ここは叔父の独壇場でした。

お開きの後、銀座8丁目から日本橋方面に歩いてると、出た! 草間彌生さまとルイ・ヴィトンのコラボです。

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 雨がけっこう降っていたのですが、写真を撮らずにはおられませぬ。

この後、親戚の会には不参加だった(だって仕事だったからね)夫と待ち合わせて、日本橋で薬膳火鍋を食べて帰りました。思い出すだけでも、お腹いっぱいな一日でした。

趣旨としては、お父さんおめでとう!だったのですが。