郵便とリアルでトラベルライフ

旅が大好き! Postcrossingを始めてからハガキで世界旅行。楽しいよ♫

モンゴルのハシモト君

日本語ボランティアの仲間だったハシモト君が、日本語教師としてモンゴルに旅だって2週間ほどたちました。さきほど、Facebbookに50枚以上もの写真がアップされていて、元気そうなので安心しました。

ハシモト君は大学3年生の時から、かなり熱心にボランティアに来てくれていました。日本語を勉強しにきている留学生は、日本語のネイティブスピーカーと話をする機会が本当に限られています。日本語学校で接する日本人は、先生だけなので、知り合いも増えないそうなんですね。そこで、日本語でおしゃべりをするボランティアが活動するようになり、私の住んでいる区にはいくつかグループができました。

こう言ってはなんですが、高校生のボランティア希望者は時々来るんですが、せいぜい1回か2回、ちょろっと来て、大学入試の自己推薦かなんかに「ボランティア体験」って平気で書くらしいんです(大学側も承知しているんだとは思いますが)。うちの団体の代表は、そのたびに証明書みたいなのを書いてあげたりしていますが、私だったら嫌味の1つも言いたくなる。それに比べ、ハシモト君はボランティア活動を続けていました。留学生とも親しくし、本当にコミットしていて頼もしくて、いいヤツです。

私が参加している日本語くらぶは、毎週火曜日の夕方6時半から活動するので、社会人には難しいと思いきや、お陰様で、20代から70代まで幅広く集まっています。それでも、シニアさんが中心で、ハシモト君の存在は、若い学習者にとっても貴重でした。

彼はこの春、無時に大学を卒業し、旅行代理店に内定もしていましたが、「どうしても海外で日本語を教えてみたい」という夢をかなえたくて、派遣先が決まるのをぎりぎりまで待っていました。

初任地は、モンゴルのダルハン市。写真で見ると、空が広い。地平線が見える。車なんて見えない。でも、家畜がいっぱい……。東京とはえらい違いだね。彼の笑顔が本当に自然体で、何だかせいせいしているんですね。

内向きな若者が多いと世間では言われているようですが、ハシモト君のような若者がいることを、おばさんの私はすっごくうれしく思うのです。私なんて、いまだに世界を見て歩きたくて仕方がないのさ。モンゴルは未踏だしな。当面は、彼がアップしてくる写真を楽しみに暮らします。Facebookって便利~。