郵便とリアルでトラベルライフ

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東大と近江屋洋菓子店のフルーツポンチ

この週末は地元を徘徊です。本郷三丁目のスタバで勉強するために、運動もかねて、自宅から徒歩で向かいます。祝日だからか、東大生はまばらで、正門を入ると、キャンパスは観光客ッぽい人が目立つ感じ。

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正門を入ってすぐに右折。一時話題になった東京大学創立130年記念の「情報学環・福武ホール」の横を通って赤門から抜ける、というルートは、一時の静寂を味わえて、お勧めです。東大は緑が多いので、一瞬ですが「ほっ」とします。

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 ここの1階には、表参道の「レストラン・ランス・YANAGIDATE」のシェフ・柳舘功氏がプロデュースしたというUTカフェベルトレルージュという、何ともありがたい施設も入っていますが、祝日と日曜日はオフなので、今回は外観だけ眺めておきました。普通の日に来ると、結構混んでて、結局入らないんですがね。

さて、福武ホールの先には東大グッズを販売するショップもありますが、ここもお休み。そして、お待ちかねの赤門です。

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これは、内側から見上げたアングル。東大の本郷キャンパスは加賀藩の屋敷跡を召し上げて作ったので、将軍家のお姫様が大名家に嫁いできた証の赤門がそのまま残っていて、本当に素敵です。私はこういう「権威」とか「老舗」とかにめっぽう弱いタイプなので、もうメロメロなんですよ。

この写真を見て、「あれ? ご紋が梅鉢でいいの?」って思いませんか? いいんです、というか、ちゃんと葵のご紋もありますよ、もっと上にーー。一番てっぺんです、ほら!

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上下関係がそのまま、家紋の位置に反映されていますね。

赤門を正面から見るとこんな感じ。

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心の準備をしないで歩いていると、衝撃的なビジュアルに、「お、何だ!」びっくりしますが、「あ~。これが有名な赤門ね。本当に赤いんだ」と合点がいけば大丈夫(って、何が?)。はっきり言って正門より威風堂々としているし、そもそも、はるかに有名ですし、とにかく私はこの門が大、大、大好きです。戦火で焼け落ちないで、ありがとう! だって、ほかの国にはないですからね。東京では貴重な「日本を感じられる場所」なんですよ♪

赤門から本郷三丁目方向に進むと、近江屋洋菓子店の本郷店が見えてきます。

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昭和の雰囲気プンプンで、一度入ってみたいと思いながらも、なかなか機会がありませんでした。そこで、ちゃんとスタバで勉強してから、帰宅途中に「今日こそ、週末のおやつを買おう」と意を決して出向くと、あらま、フルーツポンチがちゃんとありました! これは速攻で買うしかない。だから、ケーキはなし。

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写真がぼけぼけになったのは、たぶん、自宅の冷蔵庫から出してすぐだったので、結露しちゃったために、カメラの自動焦点が合わなかったんだと思います。かなり迷っている感がありましたからねえ。

 缶詰じゃない生の果物のみを使ったフルーツポンチのおいしさは、やっぱり別格ですね。

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珍しいことに、栗が入っていました。甘露煮のではなくて、柔らかくなる程度に煮て、少し歯ごたえが残っている感じの栗。季節によって内容が変わるというのも、このお店のいいところですね。

フルーツポンチの容器を、まず紙袋に入れ、さらにビニールの手提げに入れてくれたのですが、昭和なデザインで捨てられません。

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ケーキ屋というより漬物屋っぽいなあ、とFacebookに書いたら、友だちが「処方箋の袋に見える」とコメントし、夫などは「漢方薬の袋みたいだ」と言っております。