北欧な場所めぐり in Tokyo
ほぼ手弁当で北欧5か国の映画を紹介しているHさんと初めてお会いしたのがおととい。そしたら今日、いきなり、「クッキーの試食を一緒にしてもらえませんか」という電話がかかってきました。
彼女が震災復興チャリティーのための「北欧の森のクリスマス」というイベントを12月8日に東京で仕掛けているのですが、何しろ人手が全然足りません。そこで、時間と興味と好奇心だけはある私は、カフェ部門のお手伝いをすることになったのです。
当日、提供したいと思っているクッキーは、こちらのお店「JENSEN」。デンマークの本物の味を提供し続けているパン屋さんです。こちらのクリスマス用クッキーを販売させてもらえないか、という相談を持ちかけたHさんは、「そうは言っても試食してみて、私の感想も聞きたい」と言ってきてくれたんです。
超人気というのは本当で、午後3時半ごろに入ったときには、かなりの棚がスカスカ状態。とりあえずデニッシュを2個とライ麦パンのパックを捕獲しました。
Hさんが商談を済ませ、ではお味見をどこでするか。
「ちょっと歩きますけど、北欧のカフェで持ち込みOKな場所があるんです。そこどうですか?」
もちろん異論なし。
で、聞いてみると、オープン前からあちこちで話題になった「FUGLEN TOKYO」じゃありませんか!! いや~ん、行きたいと思っていたんだよね。それに、駅のあっちとこっち、という感じで、大した距離じゃございませんでした。
コーヒー天国ノルウェーの首都オスロにあるおしゃれなカフェの2号店。開放的な感じのカフェで、思い思いに仕事をしている人もいれば、おしゃべりに興じている人、お一人様のお客様など、だれもが自分のペースでくつろいでいる感じが印象的でした。そこに私たちは、お持ち込みスィーツ満載で、しかも、若干やかましい1歳児を連れて乗り込んだのです。
そして特筆すべき情報!! カフェのスタッフが本当にかっこいいのよ♪ もちろんコーヒーもとてつもなくおいしかったし、マグにたっぷり入っているので、500円はお値打ちだと思います。
「北欧の森のクリスマス」で販売を検討しているクッキーは、星形とハート形の2種類です。北欧のすべての国にクリスマスクッキーというものが存在し(Hさん情報)、この形の組み合わせを見ると、北欧人たちは「おお、クリスマス!」と思うんですって。一緒に映っているケーキもJENSENの商品ですが、Hさん情報では、FUGLENで提供されているペーストリー類は、実はJENSENのものだとか(本当かどうかはお店で確認してください)。
半分に割っちゃてすみません。このケーキはもんのすご~~~く美味しかった! 私の印象ですが、イエンセンの商品は、いずれも材料をたっぷり使って、素朴でやさしくて、しかも適度な甘みが心地よいです。ふわふわしたスポンジ生地のケーキとは一線を画す、骨太な感じが、いかにも「北欧」だわ~。
で、私が買ってうちに持ち帰ったデニッシュは、以下の2つです。
これはマロン
こっちはアップル、レーズンなど色々はいっております。
そして、日本でなかなか良質のライ麦パンが手に入らないなか、見つけちゃいましたよ、これ↑↑。
とにかく、いずれもずっしりと持ち重りのする、骨太ちゃんたちです。