郵便とリアルでトラベルライフ

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ヨーロッパあちこち記(2011) BCN Torre Agbar

【2011年11月9日】

さあ、バルセロナめぐり、どんどん行きますよ~。明日は(つまり1年前の明日)はミラノに飛ばなきゃいけないんで時間がない(汗)。

バルセロナの建築と言えば、まずガウディ、そして、ライバルだったモンタネールの作品を見に行く人がほとんどだと思います。私ももちろんそうなんですが、初めてバルセロナに行ったとき、ふと視界が開けた先に、「ありゃなんだ!」と思わず口をついて出てしまうくらい異様な建物を発見して以来、とりつかれている物体があります。

はい、確かに最初は「異様」だと思いました。そして、まあ、なんといいますか、フォルムがフォルムですからねえ。人格疑われたりしそうで、躊躇しなくもない代物です。

でも、あまりのインパクトの強さから気になり続け、素性を知り、実際に近くまで見に行ったり、街歩きの途中でランドマークとして使い始めてみたりすると、まずビジュアル的な慣れが「異様さ」を薄め、やがて親しみを覚えるようになり、今じゃバルセロナ一好きな建物と言ってもいいくらいです。

今回はわずか3泊の滞在でしたが、私はやはり、この建物に会いに行くことにしました。最寄りの駅はGloriesです。お時間がある場合、私は地下鉄をお勧めします。だって、地下から上って地上に出ようとするその瞬間、目に入ってくる景色のドラマチックさにファンファーレが鳴りますよ。

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駅の階段を上がっていくとちょこっとずつ見えてきました。耳の奥でまず、「パンパカパーン」とトランペット、続いて「ダン、ダン、ダン、ダン……ダダーン」と効果音が鳴り響いてしまう感じです。

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まず、頭が顔を出し、高速道路を下をくぐって近づいていくと、こういう風に全体が見えるんですよ。ででで~んって。耳の奥で音がしますよ、きっと。いや、私の動悸だった?

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これはオブジェではなく、1867年創業の水ビジネスの会社のビルです。ビルの名前はTorre Agbar。HPもかっこいいです(ただしリピートされる音声がうるさいので一度聴いたらストップしてください)。

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高さ142メートル、31階建。窓が4,500もあります。6年の工事期間を経て、2005年に完成しました。デザインしたのは、フラン人建築家のジャン・ヌーベルです。彼は、ガウディやモンセラット山という、バルセロナの人たちにとって大切な場所への敬意を払って、この建物を設計したようです。それはフォルムからも明らかですね。ヌーベルの代表作品としては、アラブ世界研究所(パリ)、ソフィア王妃芸術センタ―新館(マドリッド)が有名ですが、東京・汐留の電通本社ビルも手掛けています。

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ふもとに置いてあるベンチもカラーコーディネートされていますよね。この位置から振り返ると、遠くの方にサグラダ・ファミリアがぼんやりと見えました。Torre Agbarを見ていると、突き抜け感がものすごくて、疲れも吹き飛びました。この日は結構疲れていたんだけど、頑張って「あいさつ」しに行って良かったわ。それと、この会社の水の浄化作業に東レの技術が使われているんです。過去に来たときは内部にも入って、展示コーナーで少し「お勉強」したので、そのときに確認。以来、日本人としてそのへんを誇らしく思っているんですよ! そういえば、ここも、オリジナルグッズとかいろいろ売っていました。今だったら、ポストカードはマスト・バイです。

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それにしても、窓ガラスのお掃除はどうしているのだろうか? 半端じゃないですよ、この数。

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 ライトアップもやっているようです。やはり暗くなってからの女子の一人歩きはまずかろうということで、私はまだ見ていません。おとなしく宿へ帰って、お仕事しました。

これで楽しかったバルセロナ滞在もおしまいです。この旅は、マドリッドへの移動の記に続きます。