郵便とリアルでトラベルライフ

旅が大好き! Postcrossingを始めてからハガキで世界旅行。楽しいよ♫

続報・イエローカードの男

ストクロッシングで知り合ったアメリカの男性(おじさん)から、面白い黄色のカードが届いた日、お礼のメッセージを送って、アメリカ人っぽくかなり大げさに感謝の意を表しておきました。

普通はそこでおしまい。つまり、相手のアドレスを聞いて、そこにハガキを送り、受け取った人が「ハガキ、ありがとうね」のメッセージを送る。ちょっと丁寧な人だと、「気に入ってくれてよかったわ!」とメッセージを送り返す場合もありますし、受取人があまりにもうれしかった場合はお礼状を出すケースもあると聞きました。ちなみに私はまだ、サンキューカードをいただいたことも、「送りたいから住所教えて」と聞かれたこともございません。

とにかく!

好みのカードに切手も目いっぱい貼って、メッセージもいっぱい書いて送ってくれたイエローカードの男に、こちらも熱いお礼のメッセージを送ったわけですよ。その翌朝、彼から、「気に入ってもらってよかったよ。ところで、Rikugien、知ってる? あそこはしょっちゅう散歩しに行っていたんだ」と、まあ、ピンポイントでローカルな話題が書かれていました。そう、彼は1995年まで東京暮らしをしており、最終的には我が家からかなり近いところに住んでいたようです。

六義園は、東京に残る数少ない大名庭園で、明治になってからは岩崎弥太郎の持ち物になったりして、かなり面白い来歴のお庭。知ってるなんてもんじゃない、よく知っております。時々行くし。

本当はサプライズで、クリスマスカードでも送ろうと思っていたのですが、彼が一時よく通っていた六義園のカードを送ってあげることに決め、さっそく買いに行き、すぐに発送しました。週末あたりつくんじゃないかな~。「六義園知ってる?」のクエスチョンの答は、そこに書いてありますよ!

ポスクロを始めて数か月、熱病に冒されたがごとく、毎日毎日、絵はがきのことを考えて生活してきて思うのですが、東京の風景絵はがきは「いけてない!」。このお仕事に携わっている方がお読みになっていたら大変申し訳ないのですが、「こんなのもらったらステキすぎて死んじゃう」と思うようなのを見たことがありません。六義園のだって、素人が撮ったような写真を、とりあえず絵はがきにして売っていましたが、1枚150円にしては、残念なレベルなんですよ。今回はしかたなく買いました。これなら、うちの父に都内で写真撮ってもらって、ホームプリントしたポストカードを使う方が、よっぽどいいです。子供の私が言うのもなんですが、彼の写真は今やゲージュツの域に達しているので、万人受けする写真ではないけれど、そこが私好み♪♪

でも、ポスクロやっている人のかなりの人が、セルフプリントをNGにしています。「店で売っているハガキなら何でもいいのか」と言いたいのですが、セルフプリントOKにすると、きっと、「とんでもない」ものが届いちゃう可能性があるんでしょうね。気持ちは分からんでもない。

私自身が満足できるハガキを(リーズナブルなお値段で)探すのに、今、頭を悩ませています。東京タワーだってスカイツリーだって何でもいいから、もっとセンスいいの、売ってほしい~。だって、本当に多いのよ、「あなたの住んでいる町の写真の絵はがき」っていうリクエスト。