バスク旅行記⑩ ホテルの朝食
やっぱり、スペインのホテルの朝食はよかった! サン・セバスチャンのホテルの朝食が素晴らしかったので、ぜひご紹介したいと思います。
私は、東京の自宅にいる時、めったなことで朝食を口にしないのですが(起床時間にかかわらず)、海外では朝から大食漢。それが顕著なのが、スペインです。
サン・セバスチャンのホテルは、フルーツや野菜が豊富。サラダのみならず、ピーマンやキノコ類の炒め物などの温野菜も必ずありました。コンチネンタル・ブレックファストを出すホテルももちろんあると思いますが、私の個人的な体験では、スペインでそこそこのレベルのホテルに泊まると、朝食で満足できると思われます。
リネン類もアイロンがピシッとかかっていて、非常に気持ちよくって、最高の気分で一日のスタートが切れました。
テーブルはこんな感じ。
朝からこの食欲。手前の茶色のモノは、オリーブオイルで炒めたキノコ。そして、フライドトマトなどの温野菜を添えます。
本当はビュッフェ部分のアップの写真を撮りたいところですが、ほかのお客さんが見ているので、この隠し撮りがせいぜいです。私たちはバケーションですが、多くのゲストが、ビジネス客。のんびりしたちょい田舎の街(だけど、知名度はワールドクラス)だと思っていた私は、 認識を改めた次第です。ビジネス、ビジネス……。
フルーツと野菜を食べたら、次はタンパク質。何だか、写真で見ると、レストランみたいだなあ。それにしてもヨーロッパは本当に、肉類や乳製品が美味しい。一体、何が違うのでしょうか? さらに、今回は、卵がおいしいと思いました。それに気が付いた2日目の朝から、目玉焼きをいただきました。
バスクが美食地帯なのは、素材がいいからでしょうね。目玉焼きみたいな単純な料理でも、「おっ!」と思わせるほどおいしいのです。
毎日、フルーツの種類は変わりました。ビュッフェですので、好きなだけ食べましたが、何度もお代りに行く私を横目に、
「えー、まだ食べるの?」
と夫はあきれておりました。彼の5割増しは食べていたかな?
朝食以外の食事で暴飲暴食しても、朝はスッキリ。体調も良かったように思います。
スペインのホテルの朝食が大好きな理由は、実はこれ▲▲▲。
2人分のコーヒーが一方のポットになみなみと入れられ、もう一方には温めたミルクが入っています。2人がそれぞれたっぷり2杯飲める量と言えば、想像していただけますか?
このポットは保温ではないのですが、何ともいい味を出しているので、我が家にも一つ欲しいなあと思っているのです。初めてのスペイン旅行のときに気に入って、マドリッドでもバルセロナでも、お店を回って探したのですが、見つからないのです。おそらく、業務用の特別な店でしか売っていないのでしょう。次回はスマホの写真を見せて、何とかGETしたい。
それにしても、欲しいなあ! スペイン語が少しできたら、有償で分けてもらえるよう、ホテルのスタッフにお願いするんですけど。新品でなく、使い込んであるモノほどベターです。
ビルバオでは朝食つきプランにしなかったのですが、これからスペインでホテル滞在するときは、朝食をつけようと、今は思っています。そうでなければ、簡単なお料理ができ、好きな時にお茶やコーヒーを淹れられるアパートメントが便利、かな?