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郵便とリアルでトラベルライフ

旅が大好き! Postcrossingを始めてからハガキで世界旅行。楽しいよ♫

バスク旅行記⑮ グッゲンハイム、外から中から

いい加減、グッゲンハイム美術館の中へ入りましょう。最初に入ったのは、実はカフェの利用のため。寒くて寒くてどうしようもなく、とにかく温かいものを飲みたいと思って駆け込んだのです。

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 おしゃれではあるけれど、別にそれほどでもないなあーーそれにドリンクの種類も少なかった。

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 砂糖は使わないけれど、パッケージデザインはおしゃれだったので、集合写真を撮りました。

ギフトショップはなかなか力が入っていて見ごたえ十分です。さすがの私も隠し撮りはできなかったので、ご想像ください。オリジナルグッズも多いし、ポストカードもたくさんありました(でも、建物の写真で「コレ」と思えるのがなかったので、購入には至らず)。カフェやトイレ、ショップの利用なら入場料はいりませんから、そのときの展示に興味がなければ、さくっと建物の雰囲気を楽しむためだけでもいいので、ぜひ館内にお入りください☆

ちなみになんですが、今年の1月6日まで、エゴン・シーレ展をやっていたんですよ。惜しかった、行くのが1か月遅かった……。

さて、好き嫌いは置いといて、建物自体がすごいアートですから、じっくり探険したいところですが、スゴイ、スゴイの連続で、だんだん「おなか一杯」の気分になります。途中でいったん、外に出られるコーナーがあり、そこはもちろん写真撮影OK!

そこでお目にかかれるのが、ジェフ・クーンズの「Tulips」 (1994-2005)です。

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そうです、美術館の番犬「Puppy」の作者ですね。この二つの作品には、何となく通じるものがあるような気がしています。

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このチューリップたちの横に立って見上げると、こんな感じ。1本の柱だけで巨大な屋根の一部を支えていることが分かります。「これは、日本では許されないだろう」(解説by夫)と聞いて 「耐震基準」の文字が頭をよぎったとたん、ちょっと怖くなりました。

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そうはいっても、ご満悦の私たちです。

しょぼしょぼと雨は降っているし、寒いので、さっさと館内に戻り、展示を見に行きました。もちろん撮影はオールNGです。

でも、隠し撮りしちゃいました。他にもバンバン写している人、いたし。

これが、これです。ネット上には「撮影可」という情報もあったので、係の人に確認したら、「ぜんぶダメです!」っておっかない顔で注意されました。

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The Matter of Time (1994-2005)

美しい写真が載っているのでぜひリンクに飛んでみてください。私の写真は、こわごわ撮っているので、ぼけぼけ~。

ビルバオは鉄の町です。製鉄業でかつては相当栄えていたようですし、その片鱗は、街を歩いていても感じます。そんな町の美術館に本当にふさわしい巨大な鉄の彫刻です。

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熱い鉄の板と板の間をずんずんと奥まで入っていかれます。不思議な感覚にとらわれるし、行先が見えないまま進んでいくのはかなり怖いものです。

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鉄の美しさに惚れました。これは、どんなに写真を見ても、文章を読んでも、実際に体験してもらわないことには伝わらないので、ほんと、ぜひ、この鉄体験をするためにビルバオを訪れていただきたいと思うくらいです。チョー感動した!

橋の魅力

グッゲンハイム美術館は、それをとりまくすべての環境も含めてアートしています。そのことを、橋を渡ったときに気が付きました。

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この橋は、もともとかかっていたのか、美術館と一体開発したのかは分かりませんが、公共建築物のデザインに燃えるスペインの真骨頂じゃありませんか?

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橋のデザインにこんなに凝らなくたっていいわけですよ。でも、やる。

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このバーミリオン色を選ぶところに、私はやられました。

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そして、ほら、眼下にはあの「狂った」建物と巨大クモの彫刻「ママン」が見えます。

橋を渡っていくと、エレベーターが登場します。これに乗って地上に降りられるので、やってみました。

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横からのぞけば、はい、そこにはグッゲンハイムです。

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地元の人はあったりまえの顔をして歩いていたので、ずるいなあと思ってしまいました。旅から戻り、東京の公共建築物を見ると、パワーを感じないのです。意地悪にいうと、ペラペラ。でも、軽やかでいい、という見方も出来ます。

さて、橋の探険から戻って、再び美術館に向かう途中、面白い寄り道を発見しました。

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そう、「階段を下りて、美術館の敷地に行きましょう」というご案内です。

「きゃー、やりたい」(無鉄砲な私)

「おい、これ、さびてるし、がたがた揺れるし、危ないんじゃないの」(高所恐怖症の夫)

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そこで、私だけ行ってきました。確かに、風が強かったので、最初の数歩はものすごく緊張し、怖かったのは事実。でも、

「私はこれを造ったスペイン人を信じるのか? 信じないのか?」

と自問自答しながら、何とか行ってきました。だいじょーぶでしたぁ。

橋を渡った先に広がる住宅地はこんな感じです。バスクの特徴ある家が並んでいて、それはきれいでした。

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