ヨガ教室のお寺がアツい!?
ほとんど休まずに通っているお寺でのヨガ教室。この前、お教室の後、お食事会に参加しました。
お寺から歩いてちょっと行くと、「谷根千」として知られる東京の人気下町エリアに出ます。その一角の割烹やさんが会場でした。
きれいな松花堂弁当。これにご飯とお吸い物、お漬物がつきます。しかも、デザートと食後の飲み物も!
お食事会の後、流れで先生を交えて何人かでお茶に行きました。そこに、お寺の奥様の参加してくださり、そこで初めて、いつも通っているお寺について知ったのです。
春日局の息子、稲葉正勝の開いたお寺だとお聞きした段階で、グッときました。
こういうタイプのビッグネームに弱い性質だし。
その後も、ビッグネームが出るわ、出るわ。
極めつけは、漱石の『坊っちゃん』に出てくる「清」のモデルになった女性のお墓。
全然知りませんでした(恥)。
そこで本日、そのお寺までウォーキングに行き、墓地探検してきました。
確かに、ありました。
『坊っちゃん』をちゃんと読んだことがなかったので、このたび、図書館で借りて読み始めたところ、色々と発見がありました。
お墓の看板には「きよ」と書かれていますが、本では「清」と漢字です。坊っちゃんの家に仕えていた使用人で、主人公を「坊っちゃん、坊っちゃん」と可愛がっていた中年女性。実在した方だったのですね。
漱石先生とはどういう関係だったのでしょうか?
清さんは公人ではないので、お墓を突き止めるのはやめました。
ちなみにですが、『坊っちゃん』には、このお寺の名前も出てきました!
ただし、場所がちょいと違うんです。同じ区内の別地域に存在したがごとく書かれていたので、もしかしたらお寺の場所が移動したのか、小説で書くに当たり、「事実」に忠実に書くこともないと漱石先生が思ったのか。
いずれにせよ、『坊っちゃん』の世界がぐぐーっと身近になりました。
このお寺に眠るほかの有名人のお墓は、写真を撮らせていただきました。
こちらは、春日局のご子息で、このお寺を開いた稲葉正勝氏のお墓。
やはり、周囲のお墓より格段に立派&大きかったです。
次は、明治時代の啓蒙学者の西村茂樹氏のお墓。
案内板も設置されていて、特別扱いされています。
普段、用もないのにお寺のお墓を散歩するのは気が進まないのですが、うちの近所のお墓は有名人が眠っているところが多いので、これから、墓めぐり、するかな。