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郵便とリアルでトラベルライフ

旅が大好き! Postcrossingを始めてからハガキで世界旅行。楽しいよ♫

ブログ再開はリトアニアでのサプライズについて

travel postcrossing

バルト諸国に出張していて、帰国後10日も経ってしまった。

海外に10日いたので、合計20日もブログをさぼったことになる。

書かなかった理由は色々あるけれど、書きたいことを「書けない」というのが最大の理由かな。これが、出張で海外に行く最大のデメリット。

でも、とにかく非常に楽しかったーーということはお伝えして構わないでしょう。

 

仕事そのもののことでなく、どうしても書きたいことが一つ。

それは、ポストクロッシングで何度かカードをやりとりしていたリトアニアの女性と、現地で会ったこと。彼女の名前をEとしておく。

ポスクロをやるまで、わたしは、バルト3国はおろか、リトアニアのことなんて1ミリも興味なかった。ポスクロのとあるグループで、Eさんから何度かカードをもらってから、だんだんと興味が湧いていったというのが本当のところだ。

彼女はいつも、信じられないくらい美しいカードを送ってくれたし、さりげなく優しいメッセージが書かれていて、いつの間にか私は、

「Eさんに会いたいな。彼女が住んでいるリトアニアの首都ビリニュスに行ってみたいーー旧市街が世界遺産だというし」

と思うようになっていたのだ。

 

そして、今回の仕事の話を聞いた時、真っ先に思った。

「Eさんに会いにビリニュスに行きたい」

これはとても不純な動機ではあるけれど、要するに仕事さえすればいいんでしょ? だったら、彼女にチラッと会ったって、悪くないわなあ。

思い返すと、あまりにも早く、夢が実現してしまった。恐ろしいくらい。

 

さて、直前まで詳しいスケジュールが分からなかったので、Eさんと会う相談ができたのは、日本を発つ2日ほど前のこと。しかも、自由時間がゼロだったので、「会えないと思う」とメールを送った。

すると、そのメールを読んだ彼女が、

「あなたの宿泊するホテルは私の職場のすぐ近く。今、私のオフィスの窓から見えるわ」

と言ってきた。そして、

「会える可能性がゼロなんて言わないで。夜遅くてもよければ、ディナーの後はどう?」

と聞かれた。さすがに夕飯の後までは拘束されないだろうと思い、ディナー先のレストランに迎えに来てもらうことにした。

そして当日。ディナーの後、めでたく会えましたーーという話ではない。待てど暮らせどEさんは現れず、私は正直なところ、かなり意気消沈した。

翌朝、ホテルからEさんの携帯にかけるも、誰も出ない。これはもう、決定的だった。

一応、リトアニア人のガイドに携帯の番号を教えてかけてもらい、その日の午後、返事がかかってきた。

「きのうは本当にごめんなさいね。とても忙しくて外出できなかったの」

声の感じはすごく優しそうで、私のイメージ通り。しかし、その段階でもうビリニュスを離れて次の場所に向かっていたから、Eさんとは会えない。

結局、「いい旅を」と言われて、電話を切った。

その翌日、私たちはさらに旅を続け、ビリニュスから300キロほど離れた場所へと向かっていた。すると、再度Eさんからガイドの携帯に電話が入り、メッセージを残していた。

「あなたのお友だちが、私たちが今晩泊まるところまで来るそうよ」

ええっ~~~! 

(ということは、お仕事を休んで、1泊の予定で遊びがてら来てくれることにしたのかな)

私はそう思いつつ、本当に悪いなあと思っていた。

そして、夕飯の席にEさんは本当にやってきたのだ!

その時、午後9:30くらい。初めて会った人なのに、いきなりハグされ、会えた時はすごい感動だった。

そして、二人でポスクロの話やら、仕事の話やら、家族の話やらして、本当に楽しかったし、彼女はご主人と小さな子供を紹介してくれた。

さて、10:30を回るころ、ヨーロッパとは言えどもさすがに少しずつ暗くなってきて、私も疲れてきたので、お開きにしようと

「あなたたちはどのお部屋に泊まるの?」と聞いた。

そして、驚きの答に耳を疑ってしまった。

「私たちはこれからビリニュスに帰るのよ」

!!!

これから子供たちも一緒に300キロ運転して、自宅に帰るという。

こんな私に会うために、片道300キロ運転してきてくれたのだ(涙)。

彼女の立場を自分に置き換えたとき、私は同じことができるだろうか? 成田に会いに行くことだって、ためらうかもしれないというのに。

お互いにお土産を交換し、そして、別れるときにまた、ギューっと抱きしめられた。車がブーンと走り去るのを見送りながら、すごくさみしかったな。

この一件で、私の中のリトアニアが「すっごくいい場所」になった。このことはみんなに伝えたいなと思って書いた次第。

帰国後、Eさんからの絵はがきが届いたのには笑った。私もサインした1枚だったから。