delicacy from 台湾、韓国、ベルギーの
■まず台湾から
日本語ボランティアで何度か組み合わせになった台湾人のリーちゃん。
彼女は頭がよくて、面白くて、スタイル抜群で、そして、「年長者を敬う」ので、私は個人的にすごくいい奴だと思っています。その彼女が、この前、
「はい、これ」
と言って手渡してくれたのが、こちらです。
擂茶というもので、客家の人たちの伝統食です。豆類、穀類などなど、体に良さそうなものを挽いてパウダー状にし、お湯に溶かしてドロドロ(食べ物の表現としては不適切かもしれませんが)にして、飲みます。
この擂茶なるもの、リーちゃんの説明を聴いているうちにどうしても試してみたくなってしまいました。その段階で、たぶん、相当欲しそうな顔していたんでしょうね。
「お母さんに送ってもらったのがあるから、今度持っていきますよ」
と言ってくれたんです。一応、遠慮しましたよ、私。でも、リーちゃんは私の本心を見透かしていたようで、何とフレーバー違いを3種類、箱入りのままくださいました。
また、箱のデザインがおしゃれだよね~。ちゃんと客家の花模様を使っている!
お店では、自分で材料をブレンドし、摺って「マイ擂茶」を作ることもできるそうですが、台北市内ではないため、なかなか行かれないリーちゃんみたいなファンのために、通販もしています。1回分ずつパックされているので、便利です。HPはこちら★。
お湯で割っても、ホットミルク割にしても、はたまた豆乳もOKで、アイスでもいけるそうです。
左から、「原味」(一番ベーシックなものらしい)、「杏仁」(アーモンド)、「元気」(バイタリティーって書いてある…)ですが、いずれもほんのり甘いので、小腹がすいた時におやつになります。
見た目はきなこ。飲んだ第一印象も、「きなこ!」でした。オイシイよ~ん。
健康志向の日本人に絶対売れると思うんだよな。台北に店出せばいいのに! 台湾にお友だちがいる方は、これをおねだりしてみてください。でも、別の台湾人女子の情報によると、
「擂茶のことを知らない台湾人の方が多いと思う」
ということなので、今のところ、まだレア度は高い!
■韓国より
で、思い出したのですが、韓国の人も、似たような穀類のドリンク飲みますよね。うちにあるのよ~。
韓国のこの粉はまったく甘くないので、このままだとまずいプロテイン飲料みたいな感じです。はちみつなどで味を調整するとグッド。
最近、全然飲んでいなかったので、思い出せてよかった(汗、汗)。
■ベルギーの不思議なモノ
これは果たしてdelicacyと言っていいのかどうか。
ポストクロッシングでベルギーから届いた切手。ベルギーチョコの味がします。
「?」
ですよね。メッセージに
「This chocolate stamp smells and tastes like chokolate」
と書いてあったので、「taste」は何かの間違いだと思い、とりあえず匂いをかいでみたら、確かに、チョコレートでした。
Facebookにアップしたら、早速、「それ、味もするんですよね」というコメントが来たので、本当なんだ~と思って調べたら、どうも、何らかの味がするらしいです。
気になる方はご自身でお確かめください。「ベルギー」「チョコ」「切手」あたりのキーワードでゴロゴロ出てきますよ。
でも、ベルギーからはるか遠い日本まで運ばれたこの切手をなめてみる勇気のある人、はたしているんでしょうか? というか、買った段階で、すでに何人かの人の指紋がついている可能性あるじゃない? とてもなめることは出来ない、私は。