郵便とリアルでトラベルライフ

旅が大好き! Postcrossingを始めてからハガキで世界旅行。楽しいよ♫

1周年

ちょっと油断しているすきに、Postcrossingを始めて1年たっていることに気が付きました。去年の7月26日に世界のお手紙好きの人たちとランダムに絵はがきを送りあう素敵なプロジェクトに参加して以来、日々日々、ポストカードで一喜一憂する日々でした。

この間、オフィシャル(送る相手をコンピューターに割り振られる)で届いたのが、38か国から263通、私が送って相手に無事届いたのが、39か国に265通です。

自分の世界が広がったと心から思います。たとえば、ベラルーシとかウクライナとか、ポスクロをやらなければ、まったく興味の及ばなかった国ですが、ポスクロが盛んなことから、よく送ったし、届きました。

友だちもできました。

そもそも、私がバルト諸国の出張に行くことになったのかというと、オフィシャルとは別のところでカードを何度か送りあいっこしたエバさんの存在が大きいのです。彼女はリトアニアの首都ビリニュスに住んでいて、最初に彼女からいただいたのが、ビリニュスの建物を描いたすばらしいイラストのカードでした。

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 リトアニアからもらったのが初めてだったこともあって、切手とともに、すごくお気に入りになりました。今振り返ってみると、2月の出来事だったのですね。

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エバさんはその後も、温かなメッセージとともに美しいカードを送って下さったので、それを見ているうちに

ビリニュスに行ってみたいなあ。彼女に会えたりしないかな」

などと妄想するようになっておりました。そしたら、バルト諸国に行かれるかもしれない話が飛び込んできて、矢も楯もなく申し込んで、採用されたのです。

だから、私のキャリアにも、ポスクロは大いに影響していますね。

出張からもどってすぐにエバさんから届いたカードがこれです。

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彼女が面白いのは、ご自分のオフィスの場所と私が泊まったホテルの場所を、裏にマークしてくれていることです。

実は、私は彼女とビリニュスで会ったのではありません。彼女は私がビリニュスに滞在する日を間違えていて、約束の場所には現れなかったのですが、それから2日後、300キロも離れた場所まで、ご家族と一緒に会いに来てくれたのです。

そんなこともあって、彼女とは「友だち」になったと思っています。先日旅行したソウルからも、ポストカードを送りました。

ポスクロをやって、かわいいカードのことも知りました。まず、ロシアの女性デザイナーが始めたKotovasiyaという、でぶっちょのネコのカード。日本ではたぶん未発売ですので、なんとかロシア(語圏)の人からゲットするしかありません。ロシアの人は結構親切な人が多くて、私がプロフィールに「Kotovasiyaが欲しい」と書いているのを見て、送って下さる方が時々いるんです。もう、11枚も集まりました。

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Kotovasiyaのことを知りたいと思って、あるロシア人の女性にお願いして調べてもらったこともあります。小さなお嬢さんが2人いるこの方には、Hello Kitty のカードを何枚か、お礼状と一緒に入れてお送りしました。すごく喜んでいただいたので、私も嬉しいですし、この方も「会いたい人リスト」の1人なんですよね。モスクワに行くことがあったら、絶対に連絡するつもり!

さて、もう一つ、日本では手に入りにくいのが、Laliカードです。これも、少しずつですが、届いています。

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先日、最高にうれしかったのが、このカードです。f:id:travelsuomi:20130728235940j:plain

ベルリン在住の弁護士さんが、私がLaliカードを好きだ知って、

「ドイツにはあまり売っていないんだけどな~」

と思いつつ、とある本屋をのぞいたら、これがあったから送るね、ということで、いただいた1枚です。

世界の人々のご親切のおかげで、とても楽しい1年でした。悲しく暗いにニュースが多い昨今ですが、世界はまだまだ信用できる人がたくさんいると、思わせてもらったことも収穫でした。願わくは、私の存在が、地球のどこかで「日本」のイメージアップにつながっていれば、これほどうれしいことはありません。明日から、またせっせとポストカード書きます!