マリメッコジェットの顛末
ムーミンアドベントカレンダー Dec. 4 本日のフィギュア
この写真で何のキャラクターなのか分かった方は、そうとう「通」ですね。
フィンランド語ではFilijonkan lapset 英語ではFillyjonk's children。そうです、この世の終わりにおびえるフィリフヨンカの子供ということです。
このフィギュア、すっごく小さいんです。身長18ミリ。なくさないようにしないと。
さて、本日のお題。フィンエアーのマリメッコジェットについてです。
こ~んなにかわいいマリメッコジェットが実在します。ヘルシンキで、Airbus A340の1:250サイズの模型をいただきました。ちなみに、フィンエアーをご利用の際、事前にオーダーをいれておくと、フライトの時にお席まで持ってきてくれますよ!(それにプレオーダーだと割引してくれます♫)
今回の出張で「マリメッコジェットに乗れるかな」と期待していたのですが、残念ながら普通のフィンエアーでした。
それもそのはず。このウニッコ柄のジェットは、世界に1台しかないんですって! ですから、搭乗はおろか、目にする可能性だって低いと言わざるを得ません。どこかの空港で目撃した人、あなたはとてつもなく幸運の持ち主です♫ いいことがあるでしょう(多分)。
今回の出張の直前に、マリメッコの”盗作事件”のことを知りました。
マリメッコの柄をまとった飛行機は、二種類作られるはずでした。おそらくもっとも有名でみんなが知ってるウニッコと、もう一つは森の木のパターンです。写真はマリメッコのムックより。
この柄の飛行機の画像もネットにはアップされておりました。「Finnair」「Marimekko 」「Second」のキーワードで検索かけてみてください。ブルーのこの柄がすでに機体にクッキリとプリントされているのが分かります。
しか~し。このパターンが実は盗作だったという疑惑が浮上したらしいのです。ということで、この柄の飛行機はデビューできませんでした。
どうなったのかな? 気になるじゃないですか。そこで、ヘルシンキでお目にかかったFinnair本社の役員に直接お聞きしたんですよ(ドキドキした~)。
いわく、今は真っ白に塗り直してあるそうです。ただ、「盗作」については言及されませんでした。他人の会社のことだから、言えないだろうし。とにかく、デザインの使用をとりやめたということは、ま、そういうことだということでしょう。
非常に、非常に残念な出来事です。