魯山人の言葉に導かれての街めぐり
このGWは遠出せず、都内を歩く!
四月早々に、わが夫が高らかに宣言した言葉です。この言葉に偽りなし。日々、都内のあちこちをガシガシと歩き回る日々です。徒歩で「遠征」すると確実に1万歩越えで、優雅さとは無縁のGWですが、今日は、やや文化の香りのするお出かけとなりました。日本橋まで、魯山人の器を見に行ったのです。
地下鉄「三越前駅」に到着するや、「魯山人の食卓」「日本橋街巡りのスタンプラリー」の文字が目に飛び込んできました。やや、ひょっとして、楽しいことやってんじゃないの?
食事の最中に詳細情報を入手し、スタンプラリーのスタート地点が、これから向かう
であることを把握したら、あとは、参加するのみです。
ありました、ありました。大人~な空間の三井記念美術館の入り口付近に、スタンプラリーの台紙がしっかりと置いてあるのを目の端っこで確認するや、お行儀よく(マイスタンダートにて)2枚、いただきましたが、そんなそぶりは見せずに『北大路魯山人の美 和食の天才』と題された展覧会の中へ。
個性的かつ大胆な器の数々を、「これ、どうやって使ったのかしらね?」「私だったらこれにヨモギ餅を乗せるがなぁ」などと失礼な発言を小声で展開し、お腹一杯の気分で会場の外へ。
さて、いよいよ、スタンプラリーに出陣です。
このスタンプラリーは粋なことしているんです。スタンプがすべて、魯山人のお言葉なのです。だから、(万が一)景品をいただかなくとも、魯山人の言葉を集めてみたいという気持ちで、私は参戦いたしました。
まず、最初のポイント、「マンダリン オリエンタル東京」のグルメショップにて、最初のスタンプをぺったん。
「どんなものにも、他のものでは代用しえない持ち味があるものだ。天が作り地が作った自然の力がものを言っているからである」
このように、次々と、日本橋の商業施設の指定された場所で、「お言葉」のスタンプをいただいて、あっという間にコンプリート!
何が楽しいって、言葉のスタンプを押すことに加え、伺う場所がいいんですよ♬ たとえば、コレド室町3にある鶴屋吉信とか、コレド室町1のにんべん日本橋本店とか、日本橋木屋とか。ね、老舗のオンパレードでしょ!
集めたスタンプがこちらです。
そして、指定商業施設内の店舗でお一人様千円以上(合計で可)のレシートがあれば、ノベルティをいただけますのよ。
美しい食べる道具、箸。そして、和菓子をいただく、黒文字。
すっごく粋でジャパンなお土産を手に、ほくほく顔で帰宅の途についた我らでした。