こけしの本場
仕事でちょこっとトラブった(私のせいじゃないけど)後始末のため、自発的に仙台を訪れることにし、先週、行ってきました。せっかくなので、仙台在住の旧友Eと会うことにし、彼女のプランで、作並温泉に日帰りで出向き、「そうだ、ここはこけしの本場じゃん」と気が付かされたのです。それはそれは楽しかった~。
駅に着くと、大人の背丈ほどのこけしのオブジェが出迎えてくれます。
彼女のお名前は↓↓↓
隣に男子もいました。わちゃわちゃしていて、写真を撮り損ねましたが、名前は、作並太郎だったと思います。
ここ数年、なんとなくこけしにはまっていて、そのことを口に出すと、
「本当に欲しい? うちにあるこけし、もらってくださいよ」
と言ってくださる方がいます。そのうちの一人、仲良しのAちゃんは、義理のお母さんの形見のこけしを山ほどかついで、我が家に持ってきてくれました。こけしって、一人、二人じゃなくて、たくさんいると、ものすごく可愛いのです。ご存知ですか?
そんなしょーもないことを、Eと話しながら、仙台市内のしまぬきというお店に行ってみました。正しい店名は「こけしのしまぬき」。
お店の入り口にはクリスマス仕様の巨大こけしちゃん。
この子の前には、こけしの顔ハメもあり、「撮ってあげるよ」とEが促すも、そこは踏みとどまりました。
店内はこけしの在庫がとても充実していて、正統派から現代っぽいモノ、缶詰に入っているこけしや、こけしがあしらわれた各種雑貨がゴロゴロ。私は、ちびっこい豆こけしマグネットを二個(在庫は三種類各一個ずつ残っていました)と、猫のちびっちゃいこけしを連れて帰ってきました。
こけしのしまぬき、という店名ではありますが、東北の手しごと商品がいろいろと並ぶ実力派でした。あれもこれも欲しくなる充実度。
長いこと仙台に住んでいるEったら、この店に足を踏み入れたのは初めてとか。
雪焼けこけし
こけしの魅力にまだ気が付いていないそんなEですが、有力情報をもたらしてくれました。
「雪焼けこけしって知ってる?」
いえいえ、初耳。
そうしたら、
「〇〇(私のこと)のこけし好きも、まだまだだね」とにんまりし、彼女の実家にず~とあると教えてくれました。全身が茶色に塗られていて、顔がないタイプ。想像するに、シュールです。
早速ネットで調べたら、主な産地は岩手県一関市とあるではないですか! Eは、まさにそこの出身なんですよ。
後日、彼女から、
「いつもは電話なんてしてこない母から、昨日、めずらしく電話がかかってきたのよ。だから、雪焼けこけしのこと、聞いてみたの。そしたらさ、ペアの雪焼けこけしが大、中、小って、うちにたくさんあるんだって。『そんなにこけしが好きなら、一つ〇〇ちゃんにプレゼントしようか?』だってよ」
と、うれしいお申し出が届きました。
近々、実家に行く用事があるそうなので、適当なサイズの子(たち)を送ってくれるそうです。
届いたらご紹介します!