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ワタシ的理想のご当地フォルムカード活用法

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以前、ご当地フォルムカードと、私が欲しいカードのスワップをしたことのあるドイツ人Nさんから、再び、依頼が来ました。今回送るのは、こちらの3枚です。

 彼女には以前、岐阜県の鵜飼を送った際、正直に説明を書きました。日本の伝統的な漁法でもあり、装束なども含めて、もはや儀式の域に達しているとすら思える鵜飼ですが、海外の動物愛護団体の一部の人々は面白くなく思っているのも事実です。

ですが、鵜飼のカードを所望したのは彼女なのだから、この絵柄が一体何を意味するのか、説明するのが親切というものだ、と腹をくくりました。

カードを受け取ったNさんは、「最初、鳥たちがかわいそうに思った」と言ってきました。しかし、それに続けて、「でも、日本の伝統について、外野の私があれこれ言うべきではありません。日本で今でも続いていることを、そのまま受け止めます」と、私の説明を何とか咀嚼しようとしている様子でした。

GOTOCHIを集めている海外の方々は、「かわいいカード」ということでコレクションし始めたんだろうと思います。そして、徐々に、日本各地のあれこれを知ることになり、中には、自分の価値観とは相いれない事象に遭遇することもあるでしょう。

Nさんには、先ごろスワップの申し入れがあったとき、ハッキリ伝えました。

「私は、何も書かないカードをお送りすることはしないので、それでよければ」

Nさんのお返事は、とてもうれしいものでした。

「できたら、それぞれのGOTOCHIカードに描かれているものについて、説明を書いてください」

はい、喜んで! これぞ、私がご当地フォルムカードを送るときの理想の形です。

こういう「学ぶ姿勢」の方には、たくさん送ってあげたくなりますね。ただ、今回、彼女が欲しがっている真田幸村のこと(Nさんはおそらく、誰なのかは知らないはず)、どうやったらうまく伝わるでしょうか? しばし、作戦を練らなければ……。