郵便とリアルでトラベルライフ

旅が大好き! Postcrossingを始めてからハガキで世界旅行。楽しいよ♫

ご当地フォルムカードは大切に扱ってほしい

ストクロッシングのオフィシャルのアドレスをリクエストしたら、シンガポールの女子に当たりました。「日本のことが大~~~好き♪ 毎年2回は日本に旅行」のこの子がやってるネットショップをチェック。すると、ご当地フォルムカード、いっぱい売ってた! 1枚いくらだと思います?

 $5USD! 1枚、今日のレートで約550円。ご参考までに、日本の郵便局では1枚185円(税込)。これをどう思うかは人それぞれですが、私はいい気持ちしなかったな。

だって、私が郵便局にフォルムカード買いに行って、

「あー、昨日、中国人が在庫を全部買っていきました」

と言われたことがあるんだもん。外国人との競争に敗れ、一枚も買えなかった屈辱を味わってからというもの、「日本人がご当地フォルムカードを買えない」という事態が許せない(心が狭いもんで、笑)のよね。

人気が高い商品だから、海外で転売している人はたくさんいるだろうと想像はしていたけれど、実際にサイトを見ると、複雑な気持ちになりました。あれは、47都道府県のアイテムを紹介するカードで、一枚一枚、意味を分かったうえで送ってほしいんだよな。「人気ありそうだから、売って一儲けしよう」というマインドで海外の人に扱われるのは悲しすぎる。シンガポールの子のサイトでは、山口県金子みすゞが千葉県と記載されているミスを発見したあたりで、

「私たちの(!)大切なご当地フォルムカードをもっときちんと扱ってよ!」

と思っちゃいました。と言いつつも、主に日本在住の人を相手に日本語のサイトで高値ふっかけているのは、なぜか許せる。多分、日本人to日本人のビジネスだからでしょうね。

ご当地フォルムカードは、物によっては、日本のことよく知らない外国人に説明するの、難しいヤツ、ありますよね。

最近、一乗谷朝倉氏遺跡(福井県)を欲しがっている人に送ることになったのですが、苦戦しました。日本の歴史に詳しいわけじゃない、ごく普通のアメリカ人に、私だってよく知らないことを、あのスペースでどうやって説明するんだ⁇ 

今朝は、太宰治と斜陽館(青森)と、坂本龍馬(高知)をやっつけました。一乗谷よりは簡単だったけれど、受け取り人は、コンプリートするのが目的のようなので、はっきり言って、太宰も龍馬も知らないと思う。

ご当地フォルムカードを外国人がネット販売していたり、スワップの材料ーー私からはご当地フォルムカードを送るので、私にはこれこれのカードをください、という感じーーにしていたりすることに、どうして私はこんなに嫌悪感を覚えるのか、自分でも理解に苦しみます。先のネットショップでは、ポスト型カード(郵便局価格は税込み185円)も売っているんですが(1枚$4.2~4.5USD)、それには腹が立たないんです。ポスクロやるまで見向きもしなかったくせに、今じゃ、「ご当地フォルムカードは日本人のモノだ!」と言い出しかねない自分がいます。怖いわね~。

転売されたり、スワップに使われたりするのは我慢できないので、ご当地フォルムカードを送ってあげると決めても、必ずメッセージを書いて「使用済み」にします。「Unwrittenで、オリジナルのプラスチックの袋に入れて封書で送れ」という人とは、お付き合いしません。

おっと、いいこと思いついた。次回、ご当地カードおねだりのメールが来たら、このネットショップ、紹介しよう! ポスクロやってる人は1割引きでーす!