郵便とリアルでトラベルライフ

旅が大好き! Postcrossingを始めてからハガキで世界旅行。楽しいよ♫

Tokyo Meetup wrap-up 【みんなで小学生になった話追記】

昨日のポストクロッシングのmeetup報告記事は、へとへと&呆然とした後、酒気帯びで書きなぐったこともあって、テンションが微妙だ……。でも、あの時の気分が自分には伝わるので、あれはあれで放置することにし、今日は、準備段階から実施まで、振り返って、自分が学んだことを記録しておこうと思いまする。

 そもそもは、見ず知らずのインドネシア人メンバーKさんから、「東京に旅行するので、ポスクロのメンバーと会いたい」と連絡がきたこと。どうやって私にたどり着いたのかというと、日本人メンバーを検索し、東京在住の人を何人か(「ソー・メニー」って言ってました)ランダムにピックアップしてコンタクトしたのだそうです。

Kさんが旅行先のポスクロメンバーに会おうとアクションを起こしたのは、今回の東京が二度目で、前回のサウジアラビアのときは、ミートアップをセットしてくれる人が現れなかっただけに、東京は楽しみにしていたらしいです。

待ち合わせ方法と時間はしつこく確認、それでもハプニングは起きる!

Kさんの滞在先から会場まで、最初は自力で地下鉄を乗り換えて来てもらおうと思ったのですが、「初来日、来日二日目、日本語を理解できない」ゲストに、時間に遅れないように来てもらうのはさすがにハードルが高い。都バス1本でアクセスできることが分かった段階で、「私がお迎えにあがり、Kさんを捕獲して連れてくる」ということでアポをとり、「バスで行くから。12:30厳守で、ホテルの玄関に居てね」としつこく言っておきました。が、それらしき人物がいない!

「ホテルに着いたんだけど」

とメッセージを送ると、ややあって本人登場。そこまではいいのですが、

「友達がお祈り中なの」

とおっしゃる。そうです、今回のゲストはイスラム教徒さんでした。私は、お友達(ポスクロやってない)は別行動だと思い込んでいたので、

「じゃ、出発しようか」

と、出かけようとすると、

「彼女も一緒に行くから、待ってて」。

へ? で、2,3分、やきもきしながら待っていたのですが、もう、これ以上待てない!

「時間切れ。連れてきて」

と促し、ようやく、予定より10分近く遅れて、宿を後にしました。

「乗り遅れちゃうな~、これはタクるしかないか」とあきらめかけたころ、目の前にバスがトロトロと走っていきます。のんびり屋の二人に「走ろう!」と喝を入れ、何とかバスに乗れた時には、全身から汗が噴き出しておりました。暑さと安堵の冷や汗、ね。

祈りの場所は調べておいた方がいいかも

イスラム教のお祈りですが、昼過ぎにやったら、次は何時なのかーー。Kさんの答えは「厳密に守る必要もないんだけど、4時から6時の間にできれば」。そこで、ミートアップの途中、4時になったタイミングで、「お祈り休憩」をとったわけです。

Kさんはイスラム教の女性がかぶっているベール(ヒジャブって言うんですって)を身に着けていましたが、お友達は、ワンピースのみの軽装。お祈りするときはヒジャブが必要とのことで、会場の近くでモスクを探し出し(あって良かった)、出向いたのです! 

その時、思いました。自分が信じている宗教の施設があれば、世界中どこでも、自分を取り戻す時間を持てるんだな、と。そういえば、以前、リトアニア人の友だちが東京に来た時も、「カトリック教会に行ってみたい」と突然、言い出したこと、ありました。その時も、ネットで慌てて探したものです。

ダイバーシティ度高かった!

Meetupの参加者はいずれも初対面なので、どういうメンバーなのか想像もつきませんでした。女性の中に男性もちらほら、年齢も20代からミドル(私のことです)まで、さらに、インドネシア人二人に加え、日本に留学中の中国人男子もいるという国際的な集まりで、会場を覗き込んだ人がいたら、「これは一体、どういう集まりですか?」と思われたはずです。すごく「今」っぽくて、最高だ!

皆様に助けられまくりました

どんなことやろうか、手探りだったので、事前にご意見を伺ったりしました。結論として、私は、場所の予約とKさんや参加者との連絡はやったけど、楽しい会にしてくださったのは、参加者のみなさんだったということです。

受付で参加費の集金の手伝いを申し出てくださったり、くじ引き大会を担当してくださったり、名札を準備してくださったりーー。言い出したら、キリがありません。知らないうちに、「好きなの差し上げます」というポストカードの束がいくつも回ってきて、やがて、大量のマスキングテープと巻取り用の小道具も登場。切手や、自作のエアメールシールなどのおすそ分けがあるかと思うと、御朱印のコレクションを披露されている方もいて、面白過ぎ・楽しすぎで、消化不良なのが残念なほどです。

事前にお願いしておいたKさんへのお土産(お手持ちのポストカードと、日本の切手をちょこっとずつお持ちよりいただければ、としました)も、たくさん集まって、Kさん(そして私めも)、感激してました。

くじ引き大会用の商品も予想以上に大量に集まり、アプリのルーレットで盛り上がりましたね。マステ争奪戦は、Kさんを含む希望者でじゃんけん、これも良かったよ。

みなさんのポスクロ体験や届いたカードを見せてもらったのも、楽しかった私です。

耳寄り情報シェアします

お手紙関係の情報にアンテナ立てている人たちの集合体だったおかげで、情報も色々おしえてもらいました。私のところに連絡していただいたことを、シェアしま~す!

■ 切手好きな方にとって、宝の山というお店 柚子堂さん

■ 手紙関係のいろいろなモノが販売されている Otegamiフリマ

meet-up当日は、Otegamiフリマ開催と重なり、フリマで買い物をしてきた参加者二名、Meetupの後で参戦する方もいました。次回は2018年11月23・24日。

一瞬、小学生になりました

インドネシアで準備されたオリジナルポストカードですが、ロゴを使用する際に明記が義務付けられている文章が抜けていることが直前になって判明しました。作り直す時間はない!

そこで、その文章をシールで作成し、チョキチョキ切って、1枚ずつ貼る作戦を立てました。

シールは、知り合いに作ってもらったシールのシートを私が切って持参、会場でみんなでちまちまとカードに貼ったのでした。

「小学生に戻ったみたい」という声が聞こえたような。

最初っから、参加者に助けてもらいまくったmeetupでしたとさ。