ギリシャからやってきたベネチアのポストカード
久しぶりにポストクロッシングの話題。数日前、このきれいなポストカードが届きました。
IDは、なぜかIT(イタリア)ではなく、BR(ブラジル)。
そっかー、ブラジルの人がイタリアを旅行中に送ってくれたのね~と、私。
でも、切手がイタリアじゃないんですよね。なぞは深まる。
メッセージを読んで、事情が分かりました。この人(男性)は、医療スタッフとしてクルーズ船に乗り込んで地球をあちこち旅している途中、ベネチアでこのカードを買い、ギリシャに寄港した際、そこで切手を貼って投函したんだそうです。
な~んてインターナショナルな!
でも、私には一つの疑問が。彼のブラジルの住所に送られたポストカードが登録されるのは一体いつなんだろう?
そこで、受取連絡のメッセージに、率直な質問をぶつけてみました。だって、長期間留守しているお宅に届いたポストカードの運命が、気になるじゃないですか?
さきほど、ご丁寧にお返事がきました。彼には強力な助っ人がおりました。それは、おばさま。届いたカードの写真を送ってもらって、その都度、登録しているそうです。そして、長期の航海を終えて帰宅した暁に、すべてのカードを、美味なコーヒー片手に楽しむんだそうです。そのひとときは、
「最高だぜ」
とのこと。さぞや、と想像します。