郵便とリアルでトラベルライフ

旅が大好き! Postcrossingを始めてからハガキで世界旅行。楽しいよ♫

期限切れを起こしたカードについて

ストクロッシングのシステムでは、住所が割り振られて60日以内に相手に登録してもらわなかった可哀想なカードは、EXPIRED の「烙印」を押されます。送った人は、新たに住所をリクエストできるので、「一定期間に届かなかったら、さあ、次、行こう!」ということなのですが、先日、私のところに届いた1枚には

「最初に送ったカードは行方不明になったみたい。もう一度、送ります」

と書かれていました。オランダ発日本行が期限切れとは、ガ~ン。だって、オランダは、私の中で、「早く、確実に届く」国なんですもの。

 登録してみたら、99日かかって到着したことになっていました。元々は8月中旬に旅立っていたはずなのですが、二度目のカードは、書かれた日から、わずか1週間でちゃんと届いてます。

私の経験上、10日以内にほぼ確実に届く「サクサク・チーム」は、オランダ、ドイツ、北欧やバルト三国オーストリア、スイス、あたりです。その他の国は20日はざらかな。距離のわりにすご~~くかかるのが、中国と台湾。届かない率も、残念ながら高い。

ふと気になって、今月、私が受け取ったカードで、一体何枚、Expired になったものがあるのか、チェックしてみました。日本の国土に到着さえしていれば、我が家には確実に、2,3日で届くと確信しているので、そんなにはないだろ~と調べてみて、愕然ーー。同じ日に届いたロシアからのカードなど、174日もかかっておりました! 消印は11月16日だったので、これも再送したクチかしら、ね。

そのほかにも、インドから64日、イタリアから72日、ポーランドから107日かかっていたことが判明しました。

ちなみに、私が8月にイギリスに送り、一度は期限切れを起こしていた1枚が、昨日、無事、114日の旅を終えました。しかし、これはラッキーな話。60日を超えて登録を待ち続け、1年以上放置されるカードも、残念ながら、かなりあります。Expiredになったカードが登録されることは、とても少ないのです、私の感触では。

ITで瞬時にメッセージがやりとりできるようになって、「地球は狭くなった」なんて私たちは錯覚しているのかもしれませんが、地球はいまだに巨大なんですね。郵便サービスの質も、国によってさまざま。それを実感するのに、ポスクロはとても優れたシステムじゃありませんか?

そして、「もー。ポスクロ、興味な~い」となったら、アカウントはクローズして、期限切れを起こしているカードを救ってあげましょう。