郵便とリアルでトラベルライフ

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Taobaoは送らないで!と言われ

ストクロッシングの香港のユーザーに送ることになり、その人の要求きつめのプロフィールを読んでいて、思わず大音量で笑いました。

TaobaoとAliExpressから買ったポストカードは、もうこれ以上送らないでーーと、でっかい×マークの後に書いてあったからです。

 私はTaobaoなどで売っているカードのことをそもそもきちんと知らないので、この方にお問い合わせのメッセージを書いてみました。

「あなたのプロフィール読んで、うけた! でも、なんでそんなにTaobaoカードのことが嫌いなの?」とね。

この人は、フォーリナー――狭義には「非香港人」、広義では、日常的にTaobaoで買い物をしている中華圏に属さない人たち、ってことかな――がTaobaoでカードを買って、この人に送ってくるのが嫌だ、と言っているんです。だから、何でかなと思って。

そしたら、面白いことがHurray!メッセージに書いてありました。

  • それぞれの国に素敵なポストカードが絶対にあるはずなのに、アメリカやヨーロッパから香港まで、どうして、特別にいいとも思えないTaobaoで買ったカードを送ってくるのか理解に苦しむ。そもそも、中国製のカードじゃないか!
  • Taobaoで売っているカードはほとんどがコピーライトを無視した商品。私は、他人の作品を盗むという行為を許せない。

だそうです。あくまで、この人の私見ですからね。

 私はまず、アメリカやヨーロッパにいる(非中国出身)メンバーが、そんなにたくさんTaobaoで買ったポストカードをポスクロで使っていて、しかも、この香港人に送っている、という事実に驚愕しました。これ以上欲しくない、と言っているので、何枚かもらっちゃっているんでしょうね。

「ニーハオ」と言わないで!

この子は、もう一つ、プロフィールで私に面白いことを”教えて”くれました。你好は香港で「nei ho」と発音するんですね。だから、

「私たちは広東語を話すので、ポストカードに、(中国および台湾の公用語である)マンダリンの発音であるNi haoを書いてほしくない」

とお願いすらしております。

香港と中国・台湾を混同しないでくれ、というオーラがすごい。こういう肌感覚の”情報”に触れられるのも、ポスクロの面白さだと私は思っています。

更に興味深いのが、この人、たくさん話せる言語の中にChineseが入ってないんです! 広東語、英語、日本語、ほかにもレアな言葉までできるっていうのに、マンダリン、できないそうです。すごく複雑な感情があることは明らか。すごく勉強になります。