オランダのポン酢さん
今朝、ポストクロッシングのオフィシャルで、住所をリクエストしました。届いたのは安定のオランダだったのですが、個人的にすごく嬉しかったのよね。それはーー。
苗字がPonsさんだったからです。
遡ること十数年、当時、同僚だったイギリス人ポールが私にこう言いました。
「ポン酢の語源はオランダ語なんだよね」
へ?
「そんなの嘘だよ。聞いたことない!」
と、自信満々で日本語ネイティブスピーカーの私は言い返しました。
「絶対に間違いない」
「またまた~。自分が日本語得意だからって、だまそうとしてもダメだよ」
「だましてないって。Ponsがポン酢になったんだって」
「いや、信じられない。何でオランダ語? ポン酢は日本語っしょ、おいおい」
というようなやりとり(ここまで英語)が続き、
それじゃ、広辞苑で決着をつけよう、となりました。
果たして結果はーー私の負けでした。
「ほら~、オランダ語だったでしょ」と、日本語で勝ち誇ったように言い放ったポール。私、完敗。己の無知を恥じました。
それ以降、ポン酢を見るたびにこの日の屈辱がよみがえる私は、ポストカードを送る相手がPonsさんであることが分かった瞬間、
「この人へのメッセージはこれしかない」
と思ったわけです。
Hurray!のメッセージが今から楽しみ~♬
Ponsが苗字としてオランダに存在するということは、「ポン酢」という苗字の日本人がいらっしゃる可能性もあるということ? 素敵だけど、今のところ、知りません。