郵便とリアルでトラベルライフ

旅が大好き! Postcrossingを始めてからハガキで世界旅行。楽しいよ♫

誰かのために生きる

私の「お寺deヨガ」のクラスメイトは、大半がおばあさまたちなので、彼女たちの会話が面白い。そして、ためになる、うん。

ある日のヒットです。

毎日暑いわね。こんなに暑いと、家でゴロゴロしてて、一日があっという間に終わっちゃうのよね。今はほら、一人暮らしで、24時間、全部自分の時間じゃない。家族がいれば、ご飯の支度とかいろいろ用事があって、大変だったけど、あれはあれでよかったわね~。(注:どうも、昔大家族だったらしい)昔は一人暮らしにあこがれたものよ。「自分の時間が欲しい!」って。でも、今は、朝起きて、自分で決めて外に出かけないと、一日だれとも会わないことだってある。だれかのために何かするって、結局、自分のためにもなってるのねぇ。

 

この話をそばで耳ダンボで聞きながら、私はあることを思い出していました。

仕事をバリバリとやっていた30代半ばの女性が、ある時、離婚したことを打ち明けてくれた時のことです。

人って、だれかから必要とされることを求めているのよ。私の主人は、仕事にも理解はあるし、優しいし、家事もちゃんと分担してくれる。夕飯とかちゃんと作れなくても、「仕事が忙しいんだから、いいよ」と言ってくれるわけ。でもね、あるとき思ったの。「この人、私と結婚してても、してなくても、生活自体、変わらないんじゃないか。私は彼にとって何なのか」って。私のことを尊重してくれるあまり、だんだんと、私は彼のために何かをすることがなくなってしまって。そんなことが少しずつ重たくなってきて、だから、彼には不満はないけど、一度、結婚は解消することにしたんだ。

この話を聞いたのは私が20代後半のときでした。それから何年かして自分自身が結婚を決めたとき、この先輩の言葉がよみがえってきたのでした。

 

さ~て、この猛暑で食事の支度もめんどーくさ~~い。一人だったら多分、お昼は、食べないか、お菓子でもつまんで空腹だけは満たす、のどちらかですが、夫が家にいるので、スタミナ出るもん、頑張って作りました。見るからに韓国料理(失笑)。コウケンテツ本のプルコギ、そして、平松洋子さん定番のじゃがいも料理は、夏にぴったり、元気出ます。

f:id:travelsuomi:20120728141131j:plain

誰かがいると、ちょっと頑張って何かができる(ときもある)な、と思った次第です。今日、あのヨガ教室のおばあさんは、ちゃんと作って食べてるかな??