Zetor おいしかったなあ
1週間もいたというのに、まともにレストランで食事することもほとんどなく、エコノミーな旅だったのですが、帰国する直前のランチは、さすがに外食しました。ヘルシンキ中央駅にほど近い雑居ビルの2階にあるZetor。ここは、ガイドブックなんかにもよく出ている有名店のよううですが、フィンランド人に「インテリアは面白いよ」ということで、結構強めにアドバイスを受けました。確かに、昼間でもかなり真っ暗にしている店内には、個性的なデコレーションがいっぱいで、おもしろいし、食事だっておいしかったですよ!
入り口では、乳牛がお出迎えです。その横に怪しい怪物。
買ったばかりの白樺バスケットを、この怪物の背中に置いて写真撮らせてもらっていたんですね~。今、気づいたわ。そして、このすぐ横には、「フィンランド・ラブ」が炸裂する国旗のオンパレード。この国旗、素敵だと思います。大好き。
肝心の食事ですが、トナカイの肉とかミートボールとかソーセージとか、フィンランドっぽい感じのするものをチョイスし、あとはサラダを頼みました。すべてがメガ盛りです。たとえば、トナカイ肉ベリーソースがけは、洗面器大の容器に大量のマッシュポテトが添えられて出てきます。
これを一人でひたすら食べるのは、なかなか苦行。みんなでシェアしたので、ちょうどよかった感じです。6人で食べたすべてがコレ↓です。もう、お腹いっぱいよ!
奥の方には、おじさんだけのグループが、静か~~に宴会もどきをやっていました。これ、午後の2時くらいなんですが、まるで「夜」ですよね。
日本語を含むたくさんの言葉でメニューが用意されているということは、確実にツーリストを意識していますね。その割に、私はおいしいと思ったし、サービスも可もなく不可もなく、適度に放っておいてくれたので、良かったですよ。しかも、そのそっけない感じ(非難しているのではありません、念のため)が、お店の雰囲気とピッタリで、私は好きでした。無料のWiFiがあるって書いてあったので、お店の人に頼んだら、すぐにパスワード教えてくれたりして、必要なサービスは、シャイな笑顔と共にテキパキと提供されました。そこが何と言うか、フィンランドがちゃんとしてる感じがしていて、私好みなんですわ。
入口に敷いてあったロゴ入りラグの写真を撮っていたら、給仕を終えたお姉さんとぶつかりそうになった……外で飲み食いしているお客さんもたくさんいるんですね。そうです、フィンランド人にとって、太陽がうれしい夏ですから!