ウクライナのIDを引いたのだけれど
ポストクロッシングのオフィシャルで、新たに送る先の住所をリクエストし、ウクライナの方にあたりました。旗は水色と黄色の、見慣れたウクライナのものでしたから、すぐに「ウクライナ」と分かったのですが、その後、世界の複雑な事情に直面することになります。
住所を確認すると、
Republic of Cremea
の表記が目に入り、嫌~な予感。それは的中しました。
いわゆる国名の部分が、UKRAINEではなく、RUSSIAN FEDERATIONになっていたのです。
本人がそう主張しているので、その通りに書いて投函しましたが、心の中はもやもや。
そういえば、ロシアのクリミア侵攻は、その後どうなったのか、まったくフォローしてなかったので、とりあえずWiki先生でチェック。
現実問題として、クリミア自治共和国は、ウクライナの一部だったとき(今でも、国際社会の大半の認識ではそうなんだけど)から、住民の大半はロシア語を母国語とする人たちだったりして、その他のウクライナの地域とは明らかに性格が異なっていたようですね。ことの是非は置いておいて、違和感を感じる国の一部分で居続けるのは、もはや我慢ならなくなったということでしょうか。
で、とりあえず、独立したいーーと。
そして、2013年には、ウクライナ経済の低迷を受けて、親ロシア派と親欧米派の対立が激化し、翌年にウクライナに暫定政権が発足するも、クリミア自治共和国では、翌年に行われた住民投票で、ロシアへの編入が賛成多数になったわけでした。
では、今、ポスクロを楽しんでいるクリミア自治区内の人が、自分の住所を「ロシア連邦」と書いているにもかかわらず、ポスクロのサイト内では国旗がウクライナになってしまってるのはなぜか?
普段なら、そんなこと、全く考えずに生活している、国際政治音痴の私ですが、思わずあれこれ調べてしまいました。世界のあちこちで起きている紛争の数々、それの一つが、思いがけず身近になったエピソードです。クリミア自治区の人のパスポートは、どっちで発行されているのでしょうか? 疑問がいっぱい、次々とわいてくるぅ。
エアメールのハガキ代
本日は、近所の郵便局でのひと悶着について。
12月に入って、いわゆる「季節のご挨拶」を海外に送る日本人もたくさんいらっしゃると思います。季節も季節なので、エアメールの代金とかサイズについて、郵便局の窓口係さんたち、少しは知っていてよさそうなものなのです。ところが、私が持参した通常サイズより大きなハガキを見て
「これは70円では送れません」
と、信じられないことをおっしゃる。
わたしぃ、ここ何年かぁ、このサイズのハガキをぉ、ず~っとぉ、70円で外国に送っているんですけどぉ。
心の中で、「こりゃ、だめだ」サインが点灯したので、
「結構です、ほかの局に持っていきます」と思わず口走ってしまいました。
確かに、普通ハガキよりは大きめサイズのポストカードでしたよ。大丈夫なはずとは思いつつも、
「へっ、ルール、知らぬ間に変わったの?」
と思わんでもなかったので、いったん家に持ち帰り、ネットで確認しました。
郵便局のHPに、ちゃんとはがきの図解入りで、エアメールで出せる大きさが説明されています。この条件を満たしていれば、航空便は世界中どこでも70円です。
私のポストカードは、十分、このサイズ内でした!
郵便局で働いている人は、お金もらってあそこで働いているプロじゃないですか、と言いたいところですが、今日は見るからに最近入ったバイトの子っぽかったので、知らなくても仕方ないです。が、仕事するときは、不明な点を先輩や同僚に聞くだけじゃなく、ネットやマニュアルでも確認してもらいたいものです。特に、全国一律のルールがきちんと定まっている、郵便局みたいな職場では、「正解」はぜったいにどこかに書いてあるはずなんです。
では、なぜ先輩や同僚に聞くだけじゃダメかって? その先輩が奥から出てきて
「この大きなサイズはハガキとしては送れないので、封書になるんです」
と、一応、申し訳なさそうに私に言ったからです。キチンとルールを知らなければ、あわや、よけいな代金を払わされるところでした。危ない、危ない。
東京中央郵便局はその点、プロが集まっているので、こういうへぼな対応をされたことはありません。
大きめのハガキや、ご当地フォルムカードなど、いわゆる分かりやすい普通の郵便物以外のモノを海外に送る場合、どうか、地元の郵便局でぼったくられないように、みなさま、お気をつけください。特にフォルムカードについては、やたら高い料金がかかるという妙な噂が流れているようですが、東京中央郵便局で教えていただいた正解を過去に書きましたので、★を参考にしていただければと思います。そして、もちろん、最新情報は、自衛のためにも、郵便局HPのこちらをチェックしてくださいね♪