郵便とリアルでトラベルライフ

旅が大好き! Postcrossingを始めてからハガキで世界旅行。楽しいよ♫

エストニアの郵便代金も高い

Postcrossingを通して仲良くなったヨーロッパ某国の方から、訪問先のエストニアのキレイなハガキが届きました。

エストニアで人気の高い装飾模様をあしらったカードで、本当にキレイ!

文面には切手の説明もありました。複数の切手が貼ってあり、ふと、郵便代のことが気になって足し算ーー何度やっても1.9€になります。円安の今、¥250相当です。1000円で4枚しかエアメール出せない。

お礼のメールで、代金のことを確認してみたんです。「あれ、合ってる?」って。

もちろん、合っておりました。

”大金”払って送ってくださった美しい美しいポストカードと切手、私だけでなく一人でも多くの方に楽しんで頂きたくて、ここでご紹介しました。オオカミはエストニアの方々がとても誇りに思っている動物だそうです。

トルコの郵便代金が高いらしい

久しぶりにトルコのメンバーの住所を受け取りました。

その子のプロフィールに「郵便代金が400%も上がってしまい、お金がかかって仕方がありません。残念だけど、毎月、ほんの数枚しか出せないの」と書いてある。

400%アップで、単純に言えば4倍になってということですか? いつから4倍になったのかは書かれていませんが、それは大変なこと! トルコからハガキ1枚をエアメールで出すのに、いくらかかるんだろう?

世界中に70円で送れる私たち日本在住者は、幸せ者です。この幸せが永遠に続きますように(笑)。

気になって、トルコから届いたハガキを捜索してみました。すると、美しい切手が貼ってあるではありませんか!

 

トルコから以前、とてもキレイな切手をいただいたこと、こちらのブログで紹介したことがありました。よろしければこちらをご一読ください。

切手って、本当にお国柄が出ますねえ。

 

 

「平和」へのメッセージ

ストクロッシングという、非常に平和なのんびりした趣味にも、世界情勢が影響を及ぼすことは、やっている人たちにとって自明のことでしょう。コロナ禍はもろに世界を包み込み、ほとんどのポストカードのメッセージは、「Take care, stay safe」で結ばれていたのではないでしょうか? 私もそうしてきました。

そこへ、今度は「戦争」です。

日本からロシアやウクライナにエアメールを直接送れないため(これはコロナがメインの理由です)、日本にいるメンバーに当該国の住所がポスクロから割り振られることはありません。これ、実はありがたかったりします。だって、ロシアのメンバーになんて書けばいいんでしょうか? 天気や好きな食べ物や、そういうことだけ?

私が今回の「戦争」についてポスクロを通じて考え始めるきっかけになった出来事は、昨日、書きました。

そして、先月(2022年4月)のある週、ドンとまとめてロシアから6枚のきれいなポストカードが届いたとき、その半分に、今回の「戦争」を匂わせる、平和を求めるメッセージが書かれていたことに気がつきました。もちろん、ウクライナのウの字も、ロシアのロの字も書かれていません。「早く終わるといいのに」「普通の市民はただ普通に平和に暮らしたいだけなんです」みたいな内容。このことを、(ウクライナと連帯している)日本に住む私に向けて書くことに、もしかしたら最初は迷い、そして勇気を振り絞って本当の気持ちをぶつけたんだろうと想像しています。書いてくださった方の直筆の文字を見つめていると、心の叫びに感じられます。

国家とそこに暮らす人たちを同一視してはいけない。

そのことは、Postcrossingのサイトのブログにキチンと書かれています。 

www.postcrossing.com

侵攻が始まったとき、多くのメンバーから「ロシアとベラルーシの人たちをポスクロから閉め出せ」という声が上がったことも紹介されています。

そして、Postcrossingはそれをしませんでした。ロシアやベラルーシでポスクロを楽しんでいる人たちは、私たちと同じように、子を持つ親だったり、子供だったり、スーパーのレジで働いていたり、医療従事者だったり・・・・・・。

この難しい時だからこそ、世界の誰かにポストカードを送ろうと改めて思った次第です。

ウクライナから

2022年2月24日に始まったロシアのウクライナ侵攻。それ以前には、ウクライナは比較的よくポストカードが届く国の一つでした。Postcrossingのメンバー数は9番目に多いウクライナ(本日現在)。27,000人近くがポスクロに登録しています(ちなみに、日本のポスクロメンバー数は14番目の約11,600人)。外務省HPに掲載されているウクライナの人口(2021年:ウクライナ国家統計局)が4,159万人(クリミアを除く)であることからすると、ポスクロメンバーはすごく多い! 

でも、戦時下の今は、届かないーー。

そう思っていたある日、ウクライナからポストカードが届いたんです。ビックリした~。消印の日付は、侵攻の数日前。危険が迫っている中で、ポスクロ活動してくれたことに、そんな中でも国際郵便を送ってくれたウクライナ郵政のお仕事ぶりに、胸が熱くなりました。

送り主の名前は明らかに男性のものです。ウクライナでは今、「総動員令」によって18ー60歳の男性の出国が禁止されていると聞いていますので、送り主さんはどこにいるのかーーハッキリ言いましょうーー「生きているか」とても気になりました。

そこで、ポストカード受け取り連絡のメッセージに、「ウクライナの現状、送り主のあなたが無事かどうかがすごく心配」と書きました。そして、「もし可能だったら、時間のあるときに、無事かどうかだけ教えて欲しい」と。

すぐにお返事が来ました。

あぁ、彼は生きていました!

今も、母国のどこかで生きながらえていて欲しい。

ストクロッシングをやっていなかったら、絶対に経験することのない「出会い」です。似たようなことが、世界中に散らばるポスクロメンバーの間に起きているのでしょう。日本のみなさん、いかがでしょうか?

 

今度こそブログ再開

前回、ブログの再開をほのめかしたから、早半年が過ぎようとしております。私がさまざまなことに忙殺されて本ブログを放置している間、なぜか、なぜか、大勢の方が読みに来てくださったことを知り、うれしくて仕方ございません。ありがとうございます!

さすがに、今度は再開します!

今日書きたいのは、我が家にも「ウクライナを応援しよう」切手が届いたことです。

これ!オーストリアから来ました。

すでに数カ国で動揺の趣旨の切手が発行されたことは、Postcrossing のサイトで、

stand with Ukraine stamp 

をまとめた記事で知っていました。

平和的な趣味だと思ってきたPostcrossingですが、やはり、世界情勢の影響は受けます。Covid-19で世界中が散々苦しめられ、その後に起きたロシアのウクライナ侵攻という破壊行為によって、再び世界中に大小様々な影響が忍び寄っています。地理的には離れている我が家にも、ウクライナを心配するメッセージが書かれたポストカードが少しずつやってくるようになり、ポストカードを通して世界とつながっていることを実感する日々です。

そんなことを書いてみたくて、とりあえず切手のご紹介でした。