Starbucks がヘルシンキに!
珈琲大国なのに、フィンランドにはStarbucksがありませんでした。その代わりに街中で目についたのが、Robert's CoffeeとWayne's Coffee でした。そこへ、満を持して、Starbucks1号店が今日、ヘルシンキ空港にオープンするそうです。
昨年、ヘルシンキ空港の関係者が「もうすぐ、フィンランド初のスタバがここにできるんだよ」と誇らしげに教えてくれたとき、正直な話、私の頭によぎったのが「ロバーツはどうなるんだろう?」ということでした。ロバーツはフィンランドのチェーン、ウェインズはスウェーデン発のチェーン。いずれにしても北欧系なので、日本人の目には新鮮で、「別に、スタバなんてなくてもいいし~」と思っていました。
昨年、大幅にリニューアルされたヘルシンキ空港で、私はロバーツがいなくなったことを知りました。あったはずの場所にどどど~んと免税ショップが展開していたのです。これじゃあ、フィンランドらしさを感じるチャンスもないですよ。確かに、コーヒーショップよりは収入につながるんだろうと思いますが、セキュリティーを通過した直後に、全員がこのDuty Freeを通る構造になっているので、不満をぶちかますフィンランド人は結構います。私も、「これはどうかな?」と思いましたし。
スタバがヘルシンキ空港に出来るのはいい。が、ロバーツが撤退しちゃったのはなぜなんでしょうか? だって、フィンエアーで出しているのはロバーツコーヒーなんですよ! 空港には無国籍な空気と、その国らしさの両方があった方がいいのになあ。
6月のヘルシンキ旅行の際には、フィンランド発のスタバの写真をお届けします!ご当地タンブラーも買っちゃいそうだ。