郵便とリアルでトラベルライフ

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韓国旅行2011 ⑧広蔵市場は私の天国

何度もソウルに行っていながら、達成していないことの1つが、「広蔵市場の屋台で、スンデをつまみながら焼酎を飲む」っていうヤツです。行く店も決まっていますよ~。食べ物の趣味では信頼申し上げている平松洋子さんお勧めのとこです。

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運よく、席が空いていました(満席を覚悟していたんですがね)。しぶいおじちゃん2人組が横で、しこたま飲んで語っていただけ。われらもすぐに着席、準備完了です。f:id:travelsuomi:20110906194733j:plain

 このプリプリのスンデをご覧あれ。スンデをご存じない? そりゃ失礼しました。豚の腸に、豚の血液、餅米、韓国春雨などを詰め込んで蒸したブラッド・ソーセージです。フランス風には「ブーダン・ノワール」。韓国では、一口サイズに切ってから供され、塩と胡椒をお好みでちょんちょんとつけながら、ほうばります。

この手の食べ物を、実は食わず嫌いで長いこと生きてまいりましたが、とうとう、デビュー。感涙にむせびました。だって、あまりにも、う・ま・い!! 

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あとは、お持ち帰りが呼ぶように売れておりました。これは、OL風のお姉さんの注文に応じて、テイクアウトを作っているところです。酔っていたので正確な値段は思い出せませんが、驚くほどお安かったのは確か。これをつまみながら、残業、頑張るのかなと思いましたもん。

そうこうするうちに、うれしいサプライズ(またの名を真打)登場!!

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このお父さんには一度、お会いしたいと思っていました。ほろ酔い加減で屋台にへばりついていたら、突然、登場されました。

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有名なポーズを決めたら、踵を返して、次なる場所へすたすたと歩いて行かれました。このおじいさんは一体誰なのでしょう??

 広蔵市場での私のもう一つのお目当ては、ピンデットゥーーつまり、青い豆を原材料にしたチジミです。 

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こちらは一度、経験済みです。ソウルっ子の友だちに連れてきてもらって、マッコリと一緒に食して感動して以来、「ソウルに来たら絶対にここで食べる!」と決めました。夫は初めてなので、「うまいよ、うまいよ~」と洗脳し続けてから連れて行きました。

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ご覧あれ。これが、私が恋焦がれているピンデットゥと突出しのもろもろです。本当においしいですっ。東京に支店、出来ないかな??

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この店で、たまたま隣に座ったサラリーマン3人組は、おちゃめでした! 実は、アホな私はマッコリ(微発泡!)のビンを振ってからオープンしちゃったので、お隣の方にプシューっと飛沫が飛んで行ってしまったんですね~。「ソオーリー。ソーリー」って連発したら、笑って許してくれて、それがきっかけでおしゃべりすることになったんですよ。災いを転じて福となすってやつですか。

ソウルの地下鉄の仕事をしていると言っていましたから、みなさま、ソウルで地下鉄に乗るときは、ぜひともこのお茶目3人組を思い出してくださいね! マッコリ、おごってもらいました。なんせ、自分らの分は、こぼしちゃって減ってましたからね。情けなし。

本当はもっと一緒に飲んでいたかったけれど、こちらは忙しい観光客の身。翌日の活動予定を考慮し、お先に失礼しました。

ホテルの最寄駅まで地下鉄を利用したのですが、彼らと会った直後ということもあって、地下鉄に興味津々。「なんか、おもしろい事件が起きないものか」と待っていると、大音響でおしゃべり中のおじちゃんが乗ってきたりして、やっぱりソウルは裏切らないなあと安心して、その日の宿に戻りました。めでたし、めでたし~。

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