アイアン・スカイ
宇宙人、巨大生物、超ロボット生命体など、地球はさまざまな脅威にさらされてきたが、さすがのハリウッドも撮ることができなかった“衝撃のネタ”があった。ナチスだ!
「ナチスが月からやってくる!」
ーーそうです。
赤字までは、映画『アイアン・スカイ』のチラシからのパクリ。第二次大戦後、月へと逃亡したナチスは、地球に復讐を果たすべく、第四帝国を築き、軍備を増強していた。機は熟した。いよいよ地球への侵略が始まる。そして、地球では、アメリカを中心に急きょ、地球防衛軍が組織され、前人未到の戦いが始まるというわけです。
『アイアン・スカイ』はフィンランド映画祭(すでに終了)の参加作品でした。私は『星の見える家で』を見たのですが、私はこの『アイアン・スカイ』と迷っていたんですよ。でも、一緒に行くレイコちゃんの都合と好みを優先して、『星の見える家で』になったわけです。本編上映前に『アイアン・スカイ』のトレイラーが流れたとき、私は笑いが止まらなくなってしまいました。ナチスをこんなにおちょくっちゃって大丈夫なわけ??
月面ナチスVS地球防衛軍ですよ!
映画祭のためにティモ・ヴィオレンソラ監督(ブラックメタル/インダストリアルノイズバンド Älymystö では、結成メンバーとしてリードボーカルを担当 )が来日し、ティーチ・インをやったらしいです。あーん、行けばよかったよ。すごく残念……。このプロットは誰のアイデアなのか、とか、映画化するにあたり「配慮」したこと(しなかったこと)とか、聞いてみたかったです。参加した日本人はどんな質問したのかな?
9月28日に日本全国を侵略の予定です(は~)。ネットを通じてすでにカルト的人気があると聞いて、楽しみ倍増です。前売り券買った人にはオリジナル缶バッジくれるし、早く予約しなきゃ! 日本侵略が始まったら六本木ヒルズまで見に行くぜい!