「5人に1人は中国人」を実感するとき
その1 ポストクロッシングのForum
中毒になるほどはまっているPostcrossingで、Forumという、送る相手を自分で選べるコーナーには、「スペインとその他の国」とか「スカンジナビアの国と世界のみなさん」みたいなタグがあります。これは、指定された国の人とその国以外の国の人が交互にタグ(あなたに送るとという意思表示)をつけあっていくのですが(んー、やっていない人には分かりにくいかもしれません)、これに参加するのは激戦なのです。
「たまには珍しい国に出してみよう」と思って、その手のグループを見に行くと、私がチェックするタイミングではたいてい中国人ユーザーで終わっているのです。もしくはロシア人。だから、参加できない……。
じゃ、と気を取り直して「Japan-rest of the world」というグループを見に行くと、これも中国人でエンディング。この人にタグ付してあげればいいわけですが、中国にはさんざん出したりもらったりしているので、自分で選べるタグくらいはほかの国に送りたいと思ってしまうわけです。
とにかく、Forumのあらゆるグループが中国人で終わっている感じ(若干誇張)。本当に中国人ってたくさんいるんだ~。
その2 ポストクロッシングのOfficialで
ポストクロッシングというのは、コンピューターが送る相手を決めるため、どこの国のどの人に当たるかは、本来は「あなたまかせ」。今朝、送り先のIDを引いてみたら、おっ、大統領選まっただ中のアメリカ合衆国に当たりました!
やっほ~と思って、その人のプロフィールに行ってみたら、またしても中国人(ぽい)じゃん。シカゴに住んでいる学生ですが、ファーストネームがエミリーとかジャネットとか、洋風な名前でなくて、モロ中国風。さらに、話せる言葉が「マンダリン」とあり、その他の情報から察するに、大陸出身者なのはほぼ間違いないでしょう(台湾人は、「台湾出身」って割と書くし、香港に至っては、中国人と一緒にされるのを嫌がって「ホンコン出身」と必ず言います)。“アメリカの人”に出すつもりが、結局、"アメリカの国土に住んでいる”中国人でした~。
ふと思い出したのですが、昨日、台湾の人の住所を引いたときも、生粋の台湾人ではなくて、台湾在住の中国人留学生あてだったんですよ。いいんだけど、こうも続くと、正直、「ありゃりゃ~」と思ってしまいます。
確かに日本人だって世界中どこにでもいるけどさあ。マジで、中国人は「どこにでも+たくさん」いる。「中華系」というくくりにしたら、4人に1人はチャイニーズ??
その3 上海出身者の話で
趣味の世界で、中国人の多さを痛感し、若干の被害者意識を感じていたところで、昨日、日本語ボランティアのクラブで上海出身の留学生とお話をしたときに、彼の話が「GATTEN」でした。
日本に来て「中国と違うなあと感じるのはどんな時?」と聞いたときのことです。
「日本は自動販売機が多いですね}
「はい、そうよ。でも、上海にだってあるでしょ?」
「ありますけれど、東京みたいにたくさんありません。日本は労働人口が少ないですから機械がモノを売りますけれど、中国は人がたくさんいますから、売り買いは人がやるんです」
……ん? 人が少ないからマシンの力を借りるって、そりゃフィンランドのことだよ~。
もう1つ、彼はごみの分別をめんどくさいと言いました。
「上海では、紙もビンも缶も全部一緒に捨てます」
「本当?? リサイクルしないの? 日本はビンは洗ってまた使うし、壊してほかのビンに作り直したりするのよ」
「中国でもしますよ。でも、分別するのは回収員(そういう仕事専門の人)がやります。中国は人口が多いですから」
聞き方によっては、ビンや缶を洗ってから分別してゴミに出す行為は、それを仕事にしている人の仕事を奪ってしまうことにもなるってこと?
とにかく、中国は人口が多いです。実感
おわり