ヨーロッパあちこち記(2011) BRU Pantone hotel
【2011年10月24日】ブリュッセル
ニューヨークのJFKを発って、ヘルシンキ経由でブリュッセルへ~。実に長い1日でした。
ブリュッセルの空港は、さすがチョコレート大国だけあって、どこを見てもチョコレートショップ(奥にTOYOTAが見えて急に里心がついて撮った一枚です)。
きらびやかでお店もいっぱい。ダイヤモンドも売ってました。シンプルなヘルシンキからやってくると、一瞬、目がくらみます。そして、意外と広い……。
インターネットのコーナーも色使いがおしゃれだと思って写真とりました。
楽しい、楽しいと探検しながら写真を撮り、バゲージクレームに一番最後に到着したときには、同じ飛行機でブリュッセルに到着した人たちはすでにいなくなっておりました。
そこで、衝撃の出来事が。ニューヨークの空港で預けた2個の荷物のうち、スーツケースが見当たりません。すでにターンテーブルはストップしているし、疲労もあって涙でそう。とにかく、何とかしなくちゃと思って、「JFKからヘルシンキ経由で飛んできたんですが、スーツケースがない!」と係員に訴えました。するとですね、慣れたもんです。「はいはい、じゃ、この書類に名前と宿泊先、記入してねえ~。バッゲージのタグ、見せてねえ~。は~い、できあがり」ってなもんです。
一応、コンピューターで私のスーツケースがどこにあるのか調べてくれましたが、JFKから同じ飛行機に乗らなかった可能性が出てきました。真っ青になる私に向かって、係のおじさんは「よくあることだし、乗り切らなかった荷物は次の便で来ることもあるし、とにかく、NYとブリュッセルのどこか途中にあるよ。多分、直接ブリュッセルの飛んでくると思うよ」だってさ。
ブリュッセルの中心部まで電車で移動したので、荷物が減って楽になった、とポジティブに考えようにも、金目のもの以外、生活必需品が全部スーツケースに入っているので、いきなり、その日の夜から着替えがない!! フランス語分かんないし、かなりブルーになって電車に乗りました。車内がきれいな色で、救われたのを覚えています。
車窓から。降りるときに、駅名を必死で確認していた私に、近くにいたおじさまが丁寧に教えてくれました。ここで、私の中でベルギーの好感度アップです。
ブリュッセルは曇天にもかかわらず、「カラフル」な思い出ばかりです。値段と無料WiFiという条件で選んだPantoneホテルは、色見本の会社の系列だけあって、どこもかしこもものすごくきれいな色で、落ち込む私もナントカ元気を回復できました。
レセプションもおしゃれでしょ! ここでチェックインするなり、「私の赤いスーツケースが届いたら、すぐ教えてね」と懇願したものです。お願いした相手は、眼鏡をかけたお兄さんでした。
この位置で振り返ると、ひと味違う景色が見えます。カラフル、カラフル!
私に振り当てられたフロアは、テーマカラーが「赤」でした。エレベーターを降りると、いきなりこんな感じです。ちょっと怪しいですよ。
そして、これが私の2晩の宿。
ベッドまわり、昼間はこんな感じで、夜になると、もうラブホみたい(想像で言ってます)。これじゃ落ち着いて仕事できまへんわ。
ブティックホテルというのは雰囲気を表している言葉で、機能としてはちょっと高級目だけどユニットバスがない日本のビジネスホテルです。過不足なく、WiFiも完璧。コーヒーメーカーが欲しかった。
備品はトイレットペーパーに至るまで、ものすごくカラフルでした♪
夕飯を食べて戻ってきたら、このPOPな玄関が元気づけてくれました。
もちろん、Pantoneグッズも販売してますよ~。
この日、一人でしょぼしょぼ食べた夕飯のすべてです。ブリュッセルの伝統料理だそうですが、特に感想なし。あ、名物のフリットは美味でした。