郵便とリアルでトラベルライフ

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ヨーロッパあちこち記(2011) BRU もうすぐ家に帰れるぞー

【2011年10月26日】ブリュッセル最終日

朝、珍しく朝食を食べました。いつもは食べないのですが、前日、気苦労で夕飯をパスしたうえ、寝坊を恐れてとても早く目覚めてしまったのでした。1階の食堂を使ってみたかったのもあるけど、まあ聞いてください。

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食事自体はあっさりしたものでした。この直後、私は朝食を摂ったことを、再び神に感謝することになるのです。食後のコーヒーを飲みながら、「あーあ、スーツケース、結局届かなかったな。部屋に戻って、最後にもう一度、空港に電話してみるか」と思って、ふと目を上げてレセプションの方に視線を投げたとき、一体何を見たと思います??

それは、受付デスクと壁の間の隙間に、どう見ても私のスーツケースと思しき赤い物体でした

「届いていたなら、どうして連絡、くれなかったのだろう? 教えてくれないということは、私のじゃないのかな?」とドキドキしながら受付に行って、バゲージタグをチェックし、自分の名前が書かれているのを確認したときの喜び!! 「あった~~」と多分、日本語で叫んだと思います。そして、レセプショニストの男性に、「コレ、一体いつ届いたわけ? ずっと待っていたんだよね」と詰問しちゃいました。

しどろもどろになりながら、「真夜中に着いたんだよ。寝てると思ったから、電話はしなかった」との釈明。まあいいや、とにかく私の元に戻ってきましたから。

彼に、「ねえ、感激の瞬間の写真、撮って、撮って」とお願いして、写してもらった写真がこれです。ちなみに、この時着ているのが、前日ZARAで買ったTシャツさ。

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スーツケース迷子事件以外は特にトラブルもなく、まあまあのブリュッセル滞在でした。でも、最近のブリュッセル、実は治安が悪化しているんだそうです。

ホテルの近くのカフェに寄ったとき、店番をしていたジュリアナさんから、「スリがいるから、バッグには気を付けてね」と注意されました。彼女はイタリア出身で、10年以上、ブリュッセルで暮らしています。「昔はのんびりしていて、安全で、すばらしい場所だったんだけど、ここ数年、移民が増えてきて(自分のことは棚に上げていることはには目をつぶりましょう)、特に、〇〇〇系の若い男の子には要注意よ」と。下の写真は、彼女おすすめの場所を地図に書いてもらっているところです。

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「日本に行ってみたい」と再三言われました。おいしいコーヒーをごちそうさま。そして、話し相手になってくれてありがとう!

ホテルでタクシーを呼んでもらい、帰りは大量の荷物と共に空港へ向かいました。途中、EU本部の横も通りました。なんか、激しく消化不良な気分です。実質1日しか滞在しなかったのですから、私が見たブリュッセルは、普通の観光客の方が行かれる場所に全く行っていないんですね(小便小僧は除く)。お蔭で、〇〇〇系の少年たちを見かけることすらありませんでした。

ブリュッセルからヘルシンキを経て、10月27日朝、いったん成田に戻りました。17日に日本を発って以来、ヘルシンキ(3泊)→NYC(3泊)→ブリュッセル(2泊)と回った最初の旅。機内泊を2回はさむ旅程は、時差と心配事との闘いであまり寝ておらず、すごく長く感じました。そう、2週間くらい旅していた気分です。

お得情報:帰りの飛行機で話した日本人男性から聞きました。ブリュッセル郊外にノイハウスのアウトレットがあるそうです。普通の商品とそん色のないモノが破格のお値段で買えるのですって! 試食もできるため、その方は山盛り食べて、山盛り買ってきたそうです。かくいう私は、ベルギーチョコ購入量ゼロ。また行けばいいモン(強がり)。