ヨーロッパあちこち記(2011) ZRH 旧市街散歩
【2011年12月1日】その①
チューリッヒには、わずか1泊の滞在でしたが、ヘルシンキへの移動は夜なので、丸1日精力的に観光しました。午前中は、ある事情で現地の方(スザンヌ)に案内してもらえたので、彼女におまかせで。
お店のデコレーションが素敵なところが多くて、うきうきしました。これは季節的なことなのか、それともいつもチューリッヒはステキなのか??
このブランケットもそうですが、スイス・アーミー・グッズはあちこちで見ました。何か記念に買えばよかった。「この商品はスイス人にも人気が高いのよ」と、スザンヌも言ってました。スイスの伝統的なグッズを売っているお店に連れて行ってもらいましたが、ここにもアーミー・グッズのコーナーがあったなあ。
ヨーロッパの都市は、どこでもトラムが走っていますが、チューリッヒのはこんな感じ。残念なことに乗る機会はありませんでした。
この日は12月のチューリッヒにしては、信じられないほど暖かく、お昼頃は、着ていたウールのロングコートを脱ぎたくなるほどでした。川沿いのお散歩コースが、これまた素晴らしいんですよ。
この手前の木には、ペットボトルのオブジェがいくつもくっついていました。
川沿いにはこんなにおしゃれな裏道が!
歩きながら左に見えた対岸の風景です。
ツインタワーの教会の近くに、シャガールのステンドグラスで知られる聖母教会があります。尖塔の建物がそれ。
ステンドグラスの部分は写真撮影禁止なので、残念ですが写真はありません。
本当によく歩きました。休憩する場所は、地元っ子・スザンヌ一押しのカフェで、と、朝のうちから決めていました。
クラシカルな内装で、どこもかしこも、クリスマス!
すぐにでもコーヒーを飲みたかったのですが、この日はなぜか、午前中が貸切。そこで、午後に一人で出戻ってきて、スザンヌに言われた通り、秋限定の栗のケーキ(vermicelli=日本でいうところの「モンブラン」) とコーヒーで休憩しました。日本の甘さ控えめのお味に慣れている私には、ここのケーキ、100倍甘い~。
このとき、私はカードで決済するつもりでした。現金が乏しくなっていたので、スザンヌに頼んで、お店の人にクレジットカードを使えるかどうか確認してもらっていたのです。レジのおじさんは、「もちろん使えるよ」って言ったのに、お支払の時に若いウェイター君に渡した私のカードはことごとく断られました。どうも、デビットカードのようなもの(もしくは、スイスで発行されたもの)だけ、使用可とのこと。えええ~。これは困ったよ!もうスイスフランは残っていない。そこで、とりあえず、有り金をすべてウェイター君に渡して、「これで間に合う?」と聞くと、「ちょっと多いくらいだよ」とおつりを戻してくれました。いざとなったらユーロを渡して許してもらおうと思っていましたが、ひやひやしました。やはり、一番確実なのは「現ナマ」だと痛感。
スザンヌのもう一つのおすすめが、チューリッヒ駅構内のクリスマスマーケットです。「クリスタルガラスの巨大なツリーは必見」と、チューリッヒに行く前からメールで知らされていました。それが、コレです。
昼間でもものすごく混んでいました。ゆっくり見ることができないくらい。ゴージャスな雰囲気だけは、十分満喫しましたよ。
つづく