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ヨーロッパあちこち記(2011) ZRH チューリッヒ工科大学~空港

【2011年12月1日】チューリッヒ

遊びつくしたチューリッヒ滞在も、わずかに数時間を残すばかり。スザンヌと別れて一人であちこちめぐり、カフェにも行き、さあ、あとどこへ行こうかーーひとつミッションが残されておりました。それは、チューリッヒ工科大学の写真を撮ること。

11月30日、ディナーをごちそうになってホテルに戻り、へとへとだけど、メールとFacebookだけはチェックしなければならず、パソコンを立ち上げました。仕事がらみの書き込みに交じって、東京のボランティア仲間のOさん(元銀行員で統計大好き)による、世界の一流大学のランキングの記事がありました。そのランキングを見たときに、チューリッヒ工科大学が入っていたので、思わず、「私、今、そこの近くに泊まっているんですよ。明日、写真撮ってアップして見せてあげます!」と書きました。すぐさま東京のOさんから、「お願いします。それにしても、なんだか“どこでもドア”みたいですね」とお返事がありました。

だから、チューリッヒ工科大学に行かないとならなかったわけです。

大学は高台にあるので、この電車みたいなのに乗って出かけました。結構頻繁に運行していたのですが、なぜかぎゅうぎゅう詰め。

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到着駅はコレです。スイスな感じですね。

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電車を降りて外に出たら、たくさんの飛行機雲が!!とてもきれいで、見とれてしまいました。

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これがかの有名なチューリッヒ工科大学ざます。

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校舎の前がちょっとした広場になっていました。そこから見下ろしたチューリッヒの市街地です。

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そろそろ、ヘルシンキへのフライトに備えて空港に向かう時間。スザンヌに教わったっ通り、電光掲示板に飛行機のマークがついていれば空港行ですから、この電車に乗りました。スイスは意外と英語で苦労しました。たとえば、空港までの切符を買うまでに、私は通行人2人にお世話になりました。一人は、切符を買う場所を教えてくれたビジネスマン。マシンが並んでいるところまで連れて行ってくれました。英語の表示がろくに出ていなかったので、真っ青になって、大量の荷物を引きずりながら歩き回り、親切そうな人に声をかけました。良かった、この人、英語はしゃべらなかったけれど、私の言わんとすることは理解してくれて、一緒に自販機まで行ってくれました。

次は、切符の買い方を教えてもらった、いえ、私の切符を買う手続きを代行してくれた女の子。自販機の言語ボタンで「英語」を選んでチケットを買おうとしたのですが、途中でドイツ語に変わっちゃって、私にはチンプンカン。隣で切符を買っていた若い女の子に、「ねえ、英語分かる?」と無理やり話しかけて、「ちょっと、出来る」という返事を聞くや、「ねえ、私、チューリッヒ空港まで行かなくちゃいけないんだけど、切符の買い方教えてもらえない?」と持ちかけ、途中から彼女にボタンを押してもらいました。私は支払いの時にカードを入れただけ。皆さま、本当にお世話になりました。

それでふと思ったんですが、東京の地下鉄とか、初めて日本に来た外国人旅行客にはわっけ分かんないだろうな、と。この仕事の仲間も、3人が東京に、1人が名古屋に行きましたが、「英語が通じなくてマジ、困った」と言っていました。字も読めないわけだから、私の苦労に比べたら何倍も大変だったと思います。

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前日、チューリッヒ空港に着いたときはあまり感じなかったのですが、実はかなり大きな空港で、きらびやかだった印象が強いです。そして、遅い時間までとても混んでいました。

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これは、スザンヌからいただいたお土産。ゲン担ぎみたいなチョコレートです。

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運が悪いとすべってころんで持っていたものを壊すことがありますので、それを未然に防ぐという願いをこめて、塊のチョコレートをあえてくだいてあります。スザンヌは、こういうトリビアを色々教えてくれました。へとへとになって、深夜、ヘルシンキ空港に到着。そのころ、ほかの仲間たちはすでにホテルで集結していたのです。

12月2日の午前中は、仕事の締めくくりのプレゼンテーション。夜のパーティーで、仲間や会社の方々と、スザンヌの心づくしのチョコをシェアしました。おいしかったよ、スザンヌ!

プレゼンの夜があけて、翌朝、仕事はありませんが、一緒に働いた仲間たちとは離れがたくて、帰国の時間が近づくまでべたべたくっついて、ヘルシンキの町を歩いていました。フィンランド出身のMが「ヘルシンキで一番高いタワーに行こう」と言って連れ言ってくれたのが、ホテル・トルニの最上階です。中央遠目に見える白い建物が、ヘルシンキ大聖堂です。

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忙しくも楽しかった私のヨーロッパあちこち記はこれにて終了。お付き合いくださったみなさま、お読みいただいてありがとうございました。と言っても、まだアップしていない都市については、追々、ご紹介します。また宜しくお願いします。