ライ麦パン
フィンランドでは白いパンをほとんど見かけません。ホテルの朝食に出されるのは、茶色から黒に近い色の、ちょっと歯ごたえのあるパン。これが、慣れると、本当においしくてはまります。「私たちは白いパンは食べない」とフィンランド人が言っていたのは事実だと思います。それか、特別な場所でしか手に入らない……。
この丸いタイプは空港のStokmannというデパートでも売っていて、次々にお客さんが買い求めていました。人気があって、一般的なものなのだと思います。食べごたえがあって、噛めば噛むほど味わいが深まるタイプ。3歳になる私の甥っこは、何もつけずにむしゃむしゃほうばり、止まらなくなってしまいました!
もう一つのパンは、シロップを使った甘めのパンです。クリームチーズを塗った上にスモークサーモンを乗せれば、天下一品のお味になります。面白いことに、買ってからすぐに食べきらず、2週間ほど寝かせてから楽しむこともできることです。スライスしてそのままでも、少し温めても、いずれもおいしい〜。フィンランドに行くことがあれば、ぜひお求めくださいね。