桜とダイエット
急に春みたいになって、どうも桜も準備が整っていないのではないかーーと、そんな風に感じます。
うちの近くの花見の名所二か所にパトロールにいったのですが、例年、満開直前ごろから「うわぁ、きれい」と思わず口をついてため息がこぼれてしまうほど美しいはずなのに、今年はどこか変!
小石川植物園のソメイヨシノは、咲いている木とまだの木の開きが大きく、場所全体が満開というパワーに欠けています。
それでも、植物園らしく、いろいろな桜を見られたし、お花そのものはきれいだったので、まずまずの満足を得られました。
ソメイヨシノのアップ▲です。ところどころが濃いめのピンクになっていて、かわいい。
寒咲大島▲という種類は、葉っぱと花が一緒でした。
かなり色が濃い目の安行寒緋▲は、桜餅を連想させる色ですねえ。
パトロールに行った理由
そもそも、どうしてパトロールに出かけたのかと言うと、ダイエットするためのウォーキングです。スペイン旅行で太ったのを気にしていたところに、今年からスポーツクラブに通い始めた若者友達のレイコちゃんが、「運動した後、お腹がすごくすいて、ついつい食べちゃうんですよ」と、同様に太ったことを気にしていたので、二人で「一緒にやせよう」と決めました。
その前段に、わが弟が5キロやせた方法を聞いて、「これならできる」を確信したこともあります。
大した方法じゃございません。彼は、
- 会社に片道40分の徒歩通勤を全速力で行っている
- 会社で食べていたお菓子を全廃
- 夕飯のおかわりをやめた
- 寝る前に子供と一緒にストレッチ
- 飲酒をできるだけ控える
これだけ。でも、一見してやせたことがわかり、体調もいいと言います。しかも、胃が小さくなって食べる量が減った状態で安定して推移しているため、リバウンドしないといいます。
ようするに、太っている=食べ過ぎなんですよね。稼いだ分より使う量が少なければ貯金がたまるという仕組みですわ。太っている人で、たくさん食べてない人を、私は知りません。
私は仲間がいないと長続きしない自分の性格を熟知しているため、レイコちゃんの「やせたい願望」は、渡りに船でした。そしてもう一人、ボランティア仲間のオザワさんも、一緒に「お菓子食べない同盟」を組んでくれました。オザワさん(=団塊の世代のおじちゃん)は暇とお金があるので、何事も道具や形から入るタイプ。やたらとお金をかけて、テニスクラブに通ったり、遠路ゴルフに行ってみたり、ウォーキングですら地元ではなく、ちょっと遠出している模様。
私は地元をひたすら歩くことで、「誰でもできるお金をかけないダイエット」をすると決めたのです。
そこで、自宅から徒歩15分の小石川植物園へ。園内をダダダーと一周すると20分で入口まで戻ってこられます。永世メンバーですから、入場無料なので、これは行かない手はない。
本来なら、植物園への往復で50分程度のウォーキングになるはずが、ちょっと欲を出して、もう一か所の桜の名所「播磨坂」をチェックしに行き、友だちがInstagramで発信していた桜の切手も入手したくなったので、小石川郵便局まで足を延ばしてきました。そして、メルヘンチックな桜の切手を購入したのであります。
ダイエットする宣言をフェイスブックでしてから1週間で1・8キロはすんなり落ちました。が、その後は平行線をたどっています。でも、ヨガとウォーキングは続けているし、食事にはとても気を付けているので、今月中にあと1キロ、落ちないかな? これから植物園がお休みの月曜日以外は、50分のコースは続けたいですね。折々の植物の変化を、ご報告したいと思います。
目標は6月末までに5キロ減(あと3・2キロ)。レイコちゃんも頑張っている。オザワさんも、お菓子は食べていない様子。彼は私より身長が低いのに、20キロ落とさないといけないそうです。