全州への道は山あり谷あり (追記あり)
韓国の食の都との評判を欲しいままにしている全州。7月の韓国旅行では「行くつもり満々」だったものの、色々あって叶わず、全州行は宿題になっておりました。8月に韓国に出直すことにしたときに、外国人専用無料シャトルバスにネットで応募。私のメルアド2つと、夫のメルアドの計3つからトライしたのですが、こともあろうか”全敗”でした。ものすごい人気なんですかね?
でも、結果オーライでした。日本の大学院に留学しているチェ君に
「全州に行きたいんだよね」
と飲みながら話していたら、
「いつですか? 一時帰国する予定があるので、全州に一緒に行きませんか?」
と、思いがけない提案ががあったんです。
無料シャトルバスは金・土・日曜日のみなのですが、チェ君の都合で急きょ月曜日に現地集合になったため、結局、無料バスは使えなかったわけで、はずれたことはもう忘れましょう。
ただ、彼との待ち合わせに遅れないようにするには、ちゃんとバスに乗れないといけないーーということで、私と夫は前日、シミュレーションしました。
練習しといてよかったです。ソウルから高速バスで地方都市へ行くという芸当は、何しろ初体験です。しかも言語不自由ときています。ハングルだって、なんとかゆっくりなら読めるような、読めないようなというレベルですからね。
地下鉄の高速バスターミナル駅で降りても、どこにターミナルがあるのか、すぐには分かりません! 最初たどりついた場所は、私たちが乗りたい全州行が出る場所ではありませんでした。
あせりまくってネットで調べ、Honam Lineを目指していけばいいことが分った段階で、どっと疲れが出ました。案内にこの言葉を見つけたときは、「ヨッシャー!」ですよ。
ターミナルのインフォメーションのお姉さんは、かろうじて英語ができたので、聞きたいことは確認でき、全州には20分間隔くらいで出ていることも時刻表でチェックできたので、地下鉄のホームまで逆ルートをたどりって、確認、確認、また確認しました。
追記
時刻表はこんな感じ。壁に貼ってあります。
全州という漢字を見つけるのは骨です。英語表記を覚えておくといいかも。
そして、当日。私たちは首尾よく、乗りたかった8時発のバスチケットを購入できました! 一言も韓国語をしゃべることなく(笑)。
チェ君とは11時ごろの待ち合わせにしたので、8時のバスに乗れば、片道3時間未満ですから、OKでしょう。
高級バージョンのバスのシートは、一列に3席ですから、かなりゆったりです。
朝食用にターミナルで買った海苔巻を、乗車直後に食べました。
そして、あとは爆睡。途中でトイレ休憩に寄った場所で、おトイレにも行ってみました。
ちなみに、私たちが乗ったバスは右側の車両です。
自販機コーナーも充実していました。私はここでコーヒーを飲んでみました。
この自販機を背にすると、ちょっと不思議な光景が目に飛び込んできます。
コロコロしたものは、一体何じゃ?
リスとどんぐり、そして男の子でした。
半端じゃない大きさで、子供が見たら怖いんじゃないかな? 韓国人の感覚、面白いです。
トイレ休憩から戻ったら、あとは一路、全州に向けてバスは順調に進みました。
つづく。