郵便とリアルでトラベルライフ

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北極圏ならではの極夜

ムーミンアドベントカレンダー 本日(12月18日)のフィギュア ゴーストです。

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 このキャラクターもどこで出てきたのか、私には分かりません。

どなたかご存知の方、教えてください。

もちろん、ムーミンシリーズを端から端まで熟読すれば、きっとどこかに描かれているのだとは思うのですが、今のところその余裕なし。

そうだ! 来年の前半戦、それをやってみようかな?

 

さて、本日はカーモスのご紹介です。私が北極圏に行ったのは11月24日からの約1週間ですが、ちょうど、極夜(フィンランド語ではカーモス)の時期でした。

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カーモスとは、太陽の中心が地平線より上に出ない期間、うっすらと日の光が佇む時間のことです。一日中太陽が沈ます明るい「白夜」の反対語として、「極夜」という言葉もあるのですが、1日中真っ暗なわけではなく、うっすらと明るい時間が3、4時間続き、その間、夢のような美しさでした。

ああいう景色を見ていると、物語におばけを登場させたくなるのかもしれませんね。

本当にきれいなんです。

これは、フィンランド最北の空港Ivaloエアポートに着いた時に撮った1枚、これ、ちょうど正午を少し回ったころですよ。

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こちらの素敵な建物は、フィンランドデザインを紹介する施設 Design House Idoli で、ショップも兼ねています。これで午後2時半くらい。

「東京なら4時半くらいの感じですね~」とみんなで言い合いました。そろそろ家に帰りたくなる時間に感じます。

 

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 そして、カーモスの時間が過ぎれば、いきなり漆黒の闇が訪れます。空気がきれいだし、騒音もないから、本当に自分自身にひたれるんです。フィンランド人が静寂を好むのは、こういう環境の影響が大きいかも。一方で、メタル・ミュージックもすごいのは、静かすぎることへの反動なのですかね? 静かって素敵ですよ。