ムーミンアドベントカレンダー 本日(12月22日)のフィギュアは、竜です。
『ムーミン谷の仲間たち』に登場する「世界でいちばんさいごの竜」。足などは金色なはずなんですが、ちょっと違うかな~。
正面の顔はこんな感じ。
さて、本日のフィンランドネタは、「空を飛ぶ」ことつながりで、空港をご紹介します。
私たちの北極圏紀行はこのフィンランド最北のIvalo空港に降り立った時に始まりました。飛行機から地上に降りて、空港の建物まで歩いていくという可愛らしい空港です。
ここが唯一の入り口♫
ターンテーブルはもちろんひとつ。
私はヘルシンキから2個、荷物をチェックインしていたのをすっかり忘れ、スーツケースが出てきた段階で安心して、一度外に出ました。そして、しばらくして、ソフトケースも預けていたことに気が付き、あわててここまで戻り(と言ってもわずか20歩程度)、1個だけグルグル回り続けていた私の荷物を無事発見しました。
その時、まだそこに残っていた乗客の方が、
「あ、あなたのだったんだね。心配で見ていてあげたんだけど、持ち主が現れてよかった~」
という表情をなさって、安心の声を上げたんです。
この瞬間、
「ああ、やっぱりフィンランド人はいい人たちだ!」
と思いましたよ。
空港の中はどこもかしこもウッディーで、すごく落ち着きます。ちょうどクリスマスの飾りがあちこちにあしらわれていて、気分も上がりました。
けばけばしくないのがフィンランドっぽい、かな。
トイレのドアも木製で、とても重厚でした。
福祉が進んだお国柄もあるのか、サインが分かりやすい! これは間違えようがないですね。
トイレのすぐ近くには、若干ワイルドな飾り物も。
出口にいらっしゃったこの人たちは、きっと森の妖精トントゥでしょう。サンタクロースのお手伝いをする方々です。
そして、これも出入り口の近くにあったオブジェです。丸いお皿みたいなもの、分かりますか? これは、砂金採りに使う道具なんですよ。ラップランドでは今でも砂金が採れるので、それを生業にしている人もいます。その様子を象徴的にあしらったオブジェのようですね。今、気が付きました(汗、汗)。
フィンランドにいる友人がきのう、フェイスブックに真っ暗な昼間のヘルシンキの写真をアップして、
「1年で一番日が短い日。明日からちょっとずつ明るくなる」
と喜んでおりました。あとは一気に夏の白夜に向けてまっしぐらです。