杉原千畝氏の映画がリトアニアでワールドプレミア
「命のビザ」を発給して大勢のユダヤ人を救ったことで知られる杉原千畝氏。彼の人生を映画化した作品のワールドプレミアが、舞台のリトアニア・カウナスで10月13日に行われたんですね。
つい先日、私がカウナスの旧日本領事館を訪れたことを記事に書いたばかりだったので、すごいタイミングです。
主演の唐沢寿明と小雪のお二人も、この場所を表敬訪問したということです。撮影はポーランドで行われたため、カウナスを初めて訪れたわけですね。スタンディングオベーションには、お二人もさぞ感激したことでしょう。12月の日本での公開が待ち遠しい!
ネットの別の記事によると、杉原氏のことはリトアニアの中学校の教科書にも載っているので、若い世代にも知られているとなっています。私もかつて、そう聞いていました。本当ならウレシイと思って。
この夏、知人の家にホームステイさせてもらったとき、24歳になる長女に、杉原さんのことはどの程度知っているの?と聞いてみました。彼女はインテリですので、おおざっぱなことは知っていましたが、「みんなが知っているわけではないと思う」と言われたのには、軽い衝撃を受けました。この映画がリトアニアで広く見られることを期待します。