ポスクロで知り合ったリトアニア人が東京にやってくる
私にはポストクロッシングをきっかけに仲良くなり、実際にお会いし、ご自宅に泊めていただくまでになったリトアニア人の友人がいることは、すでにブログで書きました。その人とは別に、私にオフィシャルのカードを送ってきた女性のことを、今日は書こうと思います。
その人からは、今年の3月に、面白いAD(広告)カードをいただきました。そこには、
「日本のグラフィックデザインにすごく興味があるので、日本のADカードを送ってくれませんか? お礼に私も色々とお送りします」
というメッセージが書かれておりました。そこで、私から何枚か、日本の広告用のポストカードを郵送しました。日本のホテルやレストラン、ブティックなどを精力的に回ってみても、日本はAD用ハガキはあまり一般的じゃありませんね。少なくとも私の生活圏では、入手に困難を極めました。
そして、その方からも、結構大量のハガキなどなどが送られてきました。
そして、月日は流れ、昨日。
通常のポスクロで届いたカードのほかに、大きくて持ち重りのする封筒があったのです。中からザクザク出てきたのは、リトアニアの食べ物の紹介した小冊子(写真は冒頭に掲載)と、ADカード各種。おっと、切手はリタス表記と、ユーロとの併記のものですね♪ リトアニアでは今年から通貨がリタスからユーロに移行したのです。リタス時代の切手も使用OKということですね。
メモがたくさん貼られていて、それを一つ一つ読んでいて、ビックリしました! だって、今週末に東京に来るというんですから!!
ライ麦パン、いりますか?
以前、私は彼女に、リトアニアのライ麦パンがおいしかった、と書きました。その時、彼女はそのことにまず驚愕し、
「今すぐ、パンを送ってあげたいけれど、気温が温かいから、途中で悪くなってもいけないので、今はやめておきます」
と返事してきました。ただ、パンのことが印象的だったのでしょう。今回、自分が東京に行くので、
「よろしければライ麦パンをお土産にお持ちしましょうか」
という申し出だったのです。
いや~、これには参った。
だって、会ったこともない人に頼むのは、さすがに図々しいじゃないですか。それに、我が家の冷凍庫には、夏休みを過ごしたリトアニアとフィンランドから持ち帰ったライ麦パンの在庫がまだいくつか眠っているのです。とりあえず、今はいらない。
ま、とにかく、郵便物のお礼をメールでするついでに、パンのことは丁重にお断りしつつ、
「都合が合うようなら、お会いしましょうか?」
と言ってみました。ちょうど暇だし、夏休みにリトアニアで楽しい思いをしたばかりなので。
日本を旅するのは、大変そうだわ
その後、私と彼女の間で、今朝までにメールが6往復しとります。
単純な観光旅行ではなく、未知の国ニッポンにやってくるにあたり、心配事が山のようにあることが判明しました。いくつかの心配事に私がちょっとアドバイスしてあげたら、さらに質問がドドーンと届き、成行き上、助けてあげることになっております。
たとえば、観光などで短期間日本にやってくる外国人や海外在住の日本人が一時帰国する場合に使えるJapan Rail Pass。彼女は関西にも行くので、このお得なJR用のパスを買おうと思っているのですが、「東京では使えるのか」、「空港以外でも使用開始の手続きはできるのか」、などなど、具体的な質問を投げかけてきました。
私は日本在住者なので、このパスの存在は知っていても、使ったことない! しょーがないから、HPでにわか勉強し、彼女の問いに答えました。
このパスを入手するまで、結構めんどーくさいんですね。基本はJRには乗れるけど、都内の地下鉄や私鉄の電車には使えないようです。だったら、一体、何日用のパスを買えばいいんだ~とか、まあ、パニックするのも理解できました。
私が、日本語を全く理解できない外国人だったら、東京の煩雑・複雑な交通システムには発狂するだろうなと思います。そして、新宿や池袋、渋谷、東京駅などの巨大ターミナル駅で乗り換えしなくちゃいけない場合、途方に暮れるでしょうね。
外国人観光客がこれからどんどん増える日本。まず、都内の鉄道会社をオール統合して、料金体系を簡単・安価にしてほしいものです。PASMOとかプリペイドカードがあるじゃん、と言わないでください。あれは確かに便利だけれど、ディポジット払う仕組みだし、わずか数日のために買うのも面倒じゃない? それより、とにかく鉄道会社を一個にして、交通費を安くしてくれー。
ブログ書いてたら、リトアニアからまたメールが来た……。
オンラインで助けに行ってきます。