郵便とリアルでトラベルライフ

旅が大好き! Postcrossingを始めてからハガキで世界旅行。楽しいよ♫

リトアニア・ラトヴィアへの旅行は保険加入を!

ストクロッシングを通じて知り合ったリトアニア人の友達夫婦が、一週間東京に来ておりました。数日間、(必死で)おもてなしをしたことについては後日、書こうと思います。本日は、そのおもてなしを手伝ってくれた若き友人Sの、海外旅行保険の悩みについてです。

 Sちゃんは、私が知らない間に彼らと連絡先を交換し、あっという間に「泊めてね」というお願いをしていた模様。元々は、フランス在住の友だちに誘われて、ヨーロッパ旅行をざっくりと計画中で、詳細をこれから詰めるという段階で、全く興味のなかったリトアニア人(=私の友達)と知り合い、リトアニアまで足を延ばそうと真剣に考え始めたようなのです。

そこで、「海外保険に入らないとダメなの?」と問い合わせてきました。

航空券の詳細が来たのですがー、
そこに、リトアニアラトビアは【滞在期間をカバーする海外旅行保険(治療・救護の補償額がEUR30,000以上)への加入が必要。】

私自身は、二度のリトアニア旅行中、一度も保険証の提示を求められたことはないのですが、加入を勧めました。それはなぜか。旅行保険に加入済みであることを証明できなければ、入国させてもらえないからです。

私の初めてのリトアニアは出張でした。メンバーの一人が滞在を伸ばし、ロシアまで行くということで私たちとは別れました。後日聞いた話では、ロシアでの用事を終えた彼が列車でラトヴィアかリトアニアのどちらかに戻ろうとして、国境近くで保険の提示を求められ、旅行保険付帯の某クレジットカード(確かゴールドですよ!)を見せて説明したものの、入れてもらえず、ロシア―成田の片道航空券を買う羽目になったそうです。保険にさえ入っていれば、無事、シェンゲン協定内のどちらかの国にすんなり入れて、予定通りの飛行機で帰国できたものを!

そんなことをSちゃんに説明したら、「お金がかかるけど、保険に入っていきます」となりました。

そこで思ったのですが、最終目的地がリトアニアラトビアの場合、日本の空港でチェックインする段階で「海外旅行保険に入ってますか?」と聞かれて、「いいえ」なんて答えようものなら搭乗拒否されるーーなんてこともあるかもな~と。

日本国籍の人は、ヨーロッパの主要な国が加盟するシェンゲン協定(イギリスは非メンバー)のメンバー国への渡航は、諸条件を満たしていると最大90日、ビザなしで訪問できますが、ひんぱんにシェンゲン協定加盟国へ渡航していると、90日は割と簡単にオーバーしちゃいます。そうすると、成田や関空で、搭乗を拒まれることもあると聞いたことがありますよ。確かに、「ヨーロッパによく行きますか? 訪問期間の90日、大丈夫ですか?」と、成田で某エアラインの担当者から厳しめに確認されたことは、私もあります。

それにして、ラトヴィア・リトアニアがなぜ、旅行保険の加入を義務付けているのかは今もって不明です。同じような条件を課している国はほかにもあるんでしょうね。