郵便とリアルでトラベルライフ

旅が大好き! Postcrossingを始めてからハガキで世界旅行。楽しいよ♫

中国磁器の逸品にやられた~

関西旅行のシメは、大阪市立東洋陶磁美術館詣ででした。ちょうど、スゴイ展覧会が始まっていたのに加え、久しぶりに「いとしの君」(お気に入りの所蔵品)にも挨拶したったし。

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 世界でもっとも注目される美術品コレクターの一人である伊勢彦信氏のコレクションの中でも、神髄といえる中国陶磁の数々を紹介する企画展が、まず、パリの国立ギメ東洋美術館で開かれ、大阪市立東洋陶磁美術館に巡回してきました。ギメ東洋美術館で、「日本人の美意識によって選び抜かれた中国陶磁」として紹介されたという「イセコレクション」、確かに、美しかったです。

私の中で、鮮やかなレモンイエローが、中国磁器の魅力の一つなのですが、今回拝見したコレクションにも、黄色の美しさがとにかく印象的なものがいくつかありました。。

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それから、こういう花柄の花瓶や壺も、透明な感じさえする地肌と、細かい絵付けの字術力ーーとにかく、完璧の高見を目指しましたという感じが、とてもしたのです。

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と言いながらも、こんなにキュートな「ヘタウマ」っぽい子もいて、楽しめました♪

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そして、私の「いとしの君」がこちらです。『加彩婦女俑』(唐時代、8世紀)。

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いた、いた! またお会いできてうれしいです。この50センチ足らずのかわいらしい女子は、ゆっくりクルクル回転していますので、全身をまんべんなく拝見できるんですよ。

お腹がぽっちゃりしていて、お手々も実に愛らしいこの子のポストカード、以前買ったのを今でも持っています。今、ひっくり返して改めて見てみたら、

Photograph: KAZUYOSHI MIYOSHI

って書いてある! ひょっとして、あの、楽園を撮っている有名な、あの方でしょうか? キャー!