タイの一村一品運動 OTOP
昨年末のタイ旅行で、物欲・買い物熱が沸騰したのがタイ版一村一品のフェア会場です。
One Tambon One Productの頭文字をとってOTOP。Tambonとは、タイ人の友人の説明では、村よりももっと広い地域を指すらしいです。
ま、とにかく、地域おこしに大いに貢献している政策であることはよく分かりました。だって、タイ全土から、各Tambonの名産がバンコク郊外の会場にひしめき合っていて、しかも、ものすごい数のお客さんが、凄まじい勢いで買い物していましたからね。
旅行が決まった段階で、友だちが「ここに買い物にいくべし」と提案してきたので、それはもう、楽しみで楽しみで。「私たち、ここで一日つぶせるよ」とまで言われれば、期待が高まろうというものです。いざ、参戦!
行ったのが最終日だったこともあり、あちこちのお店が値引きしておりました。
150バーツに値下がりしていたこちらのカゴ風(写真前列)のブツは、お米を炊くための道具です。写真の隅っこに映っている電気炊飯器にお米を入れたこのかごをセットし、水をはります。かごの脚の高さの半分くらい、と教えられましたが、そんなの、炊飯器の大きさにもよるよなーと思いつつ、聞き流し(笑)、とにかくかわいいので1個買っちゃいました。
こちらは、布製品あれこれ。
今回、タイの蜂蜜をたくさん買えたというのが、最大の収穫かもです。夫が何しろ蜂蜜好きで、大量の蜂蜜を消費しますので、海外旅行の土産は蜂蜜に決まり!なのが我が家のルール。ラベルに燦然と、いえ地味に輝く(!)OTOPのロゴ、分かりますか?
タイではコーヒー生産も盛んなんですね。なかなかのお味です。
こちらの商品、OTOPのロゴの下に★が五つ並んでますよね。OTOPでは、お上が商品の格付けをするらしく、ファイブスターが最高なんです。よって、こちらのコーヒーは、政府公認の高級品ということになるのかな?
広大な会場をコーフンして歩き回れば、どなた様もお腹がへります。でも、心配はご無用。おいしい、おいしいタイ料理のブースがあなたをお待ちしております!
友だちの予言どおり、私たちはここでランチも、早めの夕飯も食べ、文字通り1日、過ごしたのでした。あー、めでたし、めでたし!
ちなみに、このOTOPのフェアは年二回開催で、年末開催は確実なんですが、もう一回は「アバウト、夏」というのが、わが友の弁。