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全国こけし祭り in 鳴子温泉 【会場編】

こけし祭りの会場は鳴子小学校の体育館です。開場前から並ぶ人がいると聞いてビビり、10分前到着で出かけたところ、すでに長い列が伸びておりました。でも、心配するほど殺伐とした雰囲気はなく、一安心。関連グッズや地元の野菜を販売するマルシェもあって、お祭りっぽい感じでウキウキします。そんなに大規模じゃないところが、またGOODな感じ。

 入り口はあたかもお風呂屋さんの入り口風のれん(実は今年のお祭りの手ぬぐいを縫い合わせてあります)が飾られていて、いきなりかわいい♪

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中に入るには、和風に、靴を脱ぎます。慣れた人はビニール袋など持参されていたものの、私たちは準備不足で、近くで配っていた新聞紙にくるんで持ち歩きました。

玄関脇には、こけしのちょうちん。

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入ってすぐに、かわいいデコレーション。

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盛り上がるのは分かるんだけど、中は確かに熱気がすごくて、実演展示販売コーナーでは、人気のある工人さんのところにテンションマックスのファンが殺到しております。「おひとり様1点限り」だか、「〇〇工人さんはこちらにお並びください」だか、まるでバーゲン会場かいと言いたくなる一角もあって、そこには近づきません(近づけません)でした。特にお目当てなどない私たちは、テキトーにのんびり回ろうと思っていましたが、込み合っていてまともに歩けない感じで、戦意喪失。たまたま、少しすいていたブースで、工人さんとちょっとお話して、1体だけ求めました。安堵。

コンクールの結果発表は、さすがに見ごたえたっぷりです。今年の最高賞はこちらの作品でした。

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 会場内におもしろいコーナーがありました。ちょいとばかり中古品なのですが、色々なこけしが並べられていて、オール1体1000円。よ~く見ると、欲しかった工人さんのこけしもあって、食指が動きまくり。コンディションがいいものを選んで、結局、こちらから4体、購入いたしました。よって、私たちのこけし祭りでの戦利品はこちらです。ビニールをかぶっているのが、工人さんから直接「正規のお値段」で売っていただいたこけしです。

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 こけしは、一緒に飾るとほんとうにめんこいわ~。かわいさ増幅。

取材されちゃった

夫と二人で、熱気あふれる戦場から少し離れ、おっとりした雰囲気の場所で様々な産地のこけしを観察していたら、

「ちょっとお話聞かせていただけますか」

と声がかかりました。誰から? NHKさんです!

仙台放送局の方が、宮城県内のイベント取材に来ておられたのでした。本当に私たちでいいの?と思いつつ、一応、OKしました。

どこから来ましたか? 鳴子は何回目? 印象は? など、別に答えるのが難しい質問はないのですが、まったく準備していない状態でカメラを向けられると、返事するのは簡単じゃないんですね。

質問者は、百戦錬磨の詳しい人を探していた感じで、私たちの分は没だろうと、たかをくくっておりました。しかし、オンエアされたんですよ。こけし祭り当日の夕方と、その翌朝、二回も!!

ただ、宮城県内だけの放送だったので(当然か)、事前に知らせておいた仙台在住の友達が見てくれただけーーと思っていたら、チェックアウトの際、ホテルの従業員さんが近寄ってきて、

「テレビ、見ましたよ~。映ってましたね~。『東京から来ました』とか言ってましたねぇ」

と言うので、NHKのニュースはそこそこ見られているんだと実感しました。

取材してもらった後、記者の方がなぜか夫に、

「これ、まだ買ってませんよね」

と言ってプレゼントしてくださったのが、のれんに使われていた手ぬぐいです。ヤッタ! そこで、のれんつくって飾ろうと、1枚は購入しました。

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こうして我が家はこけし館へと変化を続けるのであ~る。