クリミアの住所を受け取ったときは
昨年ですが、ポストクロッシングでウクライナの人の住所が割り振られたときのこと。よーく見ると、クリミアだぁ。しかも、住所の「国名」がロシアになっています。いきなり不安。ここ、日本の郵便局では「お引き受けできません」のエリアなんですよ。困った!
郵便局のHP内に「お届けできない国・地域一覧」というページがあって、ウクライナの項目でクリミアとセバストポリに限り「×」がついております!
私の理解では、「クリミア行きの国際郵便はお引き受けできない」と郵便局が言っている=送ってもらえない、いや、そもそもその郵便物と関わりあうのを拒否される。
となると、日本からクリミアに向けて投函された郵便物は、送り主に戻されちゃうのか?? 届かない可能性が高いのか??? もやもやしたままカードを送るのも気持ち悪い。
そこで、私はポスクロの運営さんに質問状を送ったんです。
「日本の郵便局ではクリミア行の郵便物は引き受けてもらえないことになっております。そのことを知りながら、それでも、クリミアのメンバーにポストカードを日本から送らないとならないでしょうか?」
間もなく届いたお返事には、
「あなたが受け取った住所には、国名がウクライナではなく、ロシアと書かれているはずです。書かれている通りにコピーして、ロシア経由で送ってください。そのルートならきちんと届くはずです」
とありました。やっぱり、そういうことですか。
不安いっぱいでしたが、ロシアに送ったところ、23日後に相手に届き、ポストカードは登録されました。無駄にならず、うれしいです。
国際社会って複雑ですね。